フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

光が丘公園のバードサンクチュアリは公園の中心にありました

2012年07月17日 11時32分40秒 | Main
16日の光が丘公園はよさこい祭りの最終3日目で大勢の若い家族連れで賑わっていた。


けやき広場(水景広場)の正面がよさこい祭りの舞台

バードサンクチュアリは催し物会場のすぐ横で、珍しく公園の中心に位置している保護区だった。ここは一転して静かで男女2人の係員と数人の見学者で落ち着いた雰囲気だった。今の時期は鳥は少ないながら、蓮池を望みながら備え付けの双眼鏡を見て静かな一時を過ごせた。


観察舎から正面の蓮池を望む

人工的な都市公園のイメージが強く今迄敬遠していたが、立入禁止区域が少なくて林床を自由に歩けたのはよかった。珍しい植物は無かったが河川敷では見られないミズヒキが至る所にあり、ヤブミョウガも久し振りだった。


円内は果実で、この曲がった柱頭で動物や衣服について運ばれる

ミズヒキは林縁などの生えるタデ科の多年草。花柄に関節があり花は横向きに咲く。花被片は4深裂し、上側の3個は赤く、下側の1個は白く水引に見えるのが名の由来。


同じ株に両性花と雄花が付き、正面は雄花で後ろは果実

ヤブミョウガは林縁などに生えるツユクサ科の多年草。花弁は一日で萎んでしまい、最初は白い球形の液果は熟すと藍紫色になる。