フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

記憶がすっぽりと抜け落ちているのに大ショックでした

2013年01月14日 10時58分03秒 | Main
河川敷の原野でヨシ刈りをしていて小さな白い実を見つけた。3つが1つにくっついて白さが際立っていた。


白いのは蝋質の仮種皮というが固くて果実の殻のようでした

思いつくままの検索語を入れて画像検索してみた。たくさんの画像の終わり近くにあった。ナンキンハゼだ。
葉裏にびっしり蛾の幼虫の毛虫がついていたのにびっくりしたことを思い出した(ブログの検索欄にナンキンキノカワガを入力し参照)。
確認のためフォトギャラリーを検索してみるとあった。2010年夏に秋ヶ瀬近くの河川敷で花や蒴果を観察していた。


ナンキンハゼの若い蒴果(2010年8月11日撮影)

そして驚いたことにその年の12月1日に小石川植物園でこの実を見ている。
その記憶は全く消え失せていた。このところ物忘れが激しいが、こんなにハッキリと抜け落ちた記憶を目の当たりにしたのは初めてで大ショックだった。


熟して黒褐色になった蒴果が裂けて白い種子を出している
今回見たのと同じ姿の種子も撮っていました(2010年12月1日)