冬至の朝、雨戸を開けるとまぶしいばかりの明るい陽射しが飛び込んできた。真っ青な空が広がり思わず一陽来復という言葉が浮かんだ。
青い山並みに連なった富士山がクッキリと遠望でき、自生地では主だった所に来年1月15日の草焼きのお知らせが貼られていた。
ノダイオウのロゼットが赤く色づき、アキノノゲシやユウガギクそしてフジバカマなどはほとんど種子を飛ばし終わり、総苞だけが残って冬の陽に輝いていた。
ハンノキはたくさんの雄花序をつけ、果穂もつけていた。そしてオオカマキリの卵のうがアチコチにつき、コカマキリもあった。
日曜とあって駐車場に戻ると同じような小型車と人が集まっていた。聞いてみるとスマート車の愛好家だった。