久し振りに花インデックスのキクモを再改訂した。
従来の形態的な分類ではゴマノハグサ科だったのが、遺伝子を重視した新しいAPG分類体系ではオオバコ科に変更されているのが改訂の直接の理由だった。
ネットで調べてみると鑑賞用の水草として東南アジア産のアンブリアがキクモとして売られているという。その事から人為的な逸出による遺伝子の攪乱が懸念されていた。
金魚の水槽などに入れてあったアンブリアが池や川に捨てられると在来のキクモと交雑してしまう危険性がある。農薬などで少なくなっているキクモに交雑の危険性も高まっている事を初めて知った。
さいたま市の荒川堤と水田の花にキクモを改訂アップしたのでご覧下さい。