長崎で最初に見かけたのはやはりナガサキアゲハ、長崎の家の庭を飛んでいた。大きくて黒くて白斑があるのですぐわかる。2日目に行った間の瀬の途中で、街道沿いの高台に群生していたクサギに集まっているのを見つけた。数多いのは初めてだったのでしばらく立ち止まってチャンスを狙った。でも、意外に用心深いようで高く舞ったりしながら私から見えない所に止まっていた。先に進むと盛りは過ぎたヒガンバナに来ているのが多く見られた。大形のチョウなので花に止まっても絶えず羽ばたいている事が多かった。
現在はもうかなり北まで行っていると思うが、東京では普通に見られナガサキアゲハの北上が温暖化の指標にされているようだ。
メスばかり3羽がクサギの近くでじゃれ合っていました
オスの表は黒色、前翅の基部に赤斑があり、後翅に青藍色の鱗粉が弱く散布される
メスは前翅の基部に赤斑があり、後翅中央に大きな白斑が並ぶ
また、さいたま市でも見られるアカタテハとも出会った。