昨日のエゴマの観察を受けて今日はサクラソウ自生地に確認に行った。かなり違うつもりで行ったがいざ座り込んでみると違うと思ったところに大きな違いが無い。戸惑いかけた時何か爽やかな香りがした。レモンの香りだった。かすかだったがレモンエゴマが自らを主張していた。
葉裏を見ると赤みがかったものがある。萼に密毛がある。苞が枯れかかっている。どれもレモンエゴマの特徴と言われるものだ。
レモンエゴマの葉裏は赤みがったものがある
レモンエゴマの苞は枯れかけたものが多く萼には密毛がある
自然教育園のエゴマはもう実の時期だが宿存姓の苞があり、萼は長く、毛はまばらだ
でもエゴマとレモンエゴマは栽培種と野生の枠は違っても似た者同士の亜種で外観だけで判別は困難という。レモンの香りがしてもそれだけでは同定できないともあった。
でも今日はレモンエゴマが自らを主張し、多くの特徴を示してくれた。
やはり田島ケ原サクラソウ自生地に生育しているのは正真正銘のレモンエゴマだった。