フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

そして誰も居なくなりました

2022年02月16日 22時38分32秒 | 身辺雑記

好天の今日こそはキチットしたカワセミの採餌模様をゲットしようと勇躍笹目川に出かけた。いつもの内谷橋近くは珍しく先客がいなかった。カワセミの姿を探したが何となく寂しい感じだった。
少し経って気づいた。コサギが一羽のも居ない。そう思うと柳の木などにいるゴイサギの姿も無い。せせらぎにいるアオサギも見えない。居るのはカルガモやコガモなどだ。
下流の方に行ってみようと北戸田方面に行ってみた。こっちにもコサギもアオサギも居ない。サギが見えたがダイサギがいただけだった。

オオタカの幼鳥に襲われたコサギ。力尽きて引き上げられ食べられ始めました

12日のオオタカの幼鳥の襲撃で非常事態宣言でも出されているのだろうか。とにかくいつもの活気のある風景ではなく閑散とした小川だった。
「そして誰も居なくなった」古いこの言葉が頭をよぎった。
一羽のコサギがオオタカの幼鳥の餌食になったのはこの平和な笹目川に大災害の発生だったのだろう。まだオオタカの幼鳥は近くにいるのかもしれない。

オオタカの成鳥は黒と白の模様ですが幼鳥は褐色みが強いようです。1年位はこの色のようです。