フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

今年のさくら草まつりも自生地の見頃とはずれていました

2012年04月23日 10時34分02秒 | Main
4月22日で2012年の田島ケ原サクラソウ自生地を守る会の案内・説明活動を終了した。
この日は桜草公園会場でさくら草まつり'12が開催され曇天にも拘らず多くの人で賑わった。


仮設舞台では色々なショウが催されました
多くの屋台が出店されお祭り気分を盛り上げました

まっすぐイベント会場に向かう人たちも多いが、市外からの来場者はさくら草まつりの日がサクラソウの見ごろと思い訪れる人が多く、そのような人達からは見えなくなったり、オギなどのスダレ越しのサクラソウに落胆の声が聞かれた。
今年は初咲きが一昨年に比べ14日も遅く、他の植物の生育も遅かったので、比較的サクラソウが見えたがそれにしても自生地としての見頃は15日前後で一週間遅かった。


ノウルシが高くなりサクラソウが隠されてしまいました

そして何より問題なのはサクラソウ自生地に関心のあるグループがさくら草まつりの前後に見学会を予定する事だ。今年も19日や20日に「下見に来た」と言ってテントを訪れる人が多かった。


サクラソウの花は多く咲いています

まつりの情報発信力は非常に大きい。さくら草まつりと銘打つ以上、開催日は極力自生地のサクラソウの見ごろに合わせるのが当然で、それが来場者に対する何よりの誠意なのに役所の縦割りがそれを阻んでいる。
第一さくら草まつりの日が田島ケ原サクラソウ自生地を守る会のボランティア活動の最終日とは、誰に聞かせてもまったく不思議な事だ。

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