新宿御苑でキカラスウリが満艦飾に花を付けていた。最初見たときは半信半疑だった。近くで見てもキカラスウリ、それもお目当ての雄花だった。さいたま市の荒川河川敷に無いのは確認済みだったが、先日は鹿沼花木センターで植木職人に聞いても無かった。ネットで探しても古い記録ばかりで、小石川植物園、多摩森林科学園に聞いても5~6年前から見られないという。新宿御苑だけが、09年、14年の便りで場所が違って報告されていた。とにかく来てみてよかった。幸運に大感謝だった。
キカラスウリに夢中で何の樹を覆っていたのかはウッカリしました
近くに作業用の小型トラックが止まっていた。植木屋さんだ。聞くと絡んでいるツル植物はとるという。こんなに花が咲いていても例外ではないと言う。明日には刈ると言う。2か月に一度は樹木の手入れをするとの事でつる植物はご法度なのだ。
キカラスウリの雄花は真ん中に3裂した葯がのど元から覗く。
雄花は一か所から数本の花茎を立て、子房の膨らみはない。
園内の植物は採取禁止は重々承知だが、明日には刈られてしまう命を何とか家の雌花に引き継げないか工夫を凝らしてみた。
いくら花を咲かせても庭木の上に繁茂してはアウトなのでしょうか
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