フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

田老でお二人のボランティア語り部のお話を聞いてきました

2012年04月18日 19時07分19秒 | Main
4月17日岩手県北バス主催の復興応援龍泉洞・北部陸中海岸号に乗車してきた。
宿泊したつなぎ温泉・ホテル紫苑からは我々グループ4名だけで、盛岡駅からは5名、総勢9名で大型観光バスでの運行だった。
ガイドさんの話ではこれでも多い方で最小は2名の時もあったという。復興応援だけに採算度外視で、申し込みがありさえすれば催行しているようだ。


防潮堤の上で語るボランティアの語り部

田老では2人のボランティアが待ち受けていて10mの防潮堤の上で土台だけが残された町並みを見ながら津波の時の有様を写真も見せがら1時間ほど説明してくれた。淡々とした表情と深いまなざしは津波の恐ろしさを我々の心に語りかけてくれた。


土台だけが残った我が家を見やるボランティアの語り部
無残に崩れた本格的な工事ではなかった方の防潮堤

津波の恐ろしさ悲惨さを一人でも多くの人に知ってもらい、自然の猛威から身を守って行きたいとの気持がひしひしと伝わってきた。


奥に見える中学生徒は用務員さんの一言で全員避難して無事という

そして全国の支援を受けながら田老の人々は一歩一歩確実に生活を取り戻しつつある事を知ってもらい、再度復興した姿を見に来て欲しいとの前向きのお二人の語り部だった。


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