3年前に購入したデスクトップは写真が多いせいか誤動作が多くなったので写真とホームページなどを分けて扱えるようノートパソコンを購入した。久し振りでセットアップにも戸惑いマニュアルをアチコチ読み漁った。「はじめにお読みください」とか「セットアップマニュアル」とか「安全にお使いいただくために」とかいろいろな小冊子が入っている。
ノートパソコンは初めてなのでどこにどんなインターフェイスが付いているかも分からない。その解説図が何処にもないのだ。購入した商品の仕様、どこに何が付いているのかまずこれを知りたいのが購入者の心理と思うが、それがまったく無かった。ネットでカタログを探してやっと小さな図を見つけた。これはマニュアルの最初に大きく図示すべきものなのに、メーカーの担当者にとっては当たり前すぎてカット。消費者目線を忘れた驕りといっても過言ではない。
それにマニュアルの表記も問題だ。「初めてパソコンに電源を入れる時は必ずACアダプタを接続してから・・・」「初めて電源を入れる場合は、ACアダプタを接続しないと電源が入りません。」この文章を読むと初めての時だけACアダプタを接続しなければいけなくて、後はコンセントに直接でいいと思ってしまう。ACアダプタの機能を知っているメーカーにとってはそんな事なんで分からないのだと思うが、素人はそうではない。直流で作動するノートパソコンは交流を直流に変換するACアダプタが必要な事は悩んだ末にネットで知った。
日比谷公園の平成27年東京都観光菊花大会会場にて
マニュアルとは専門家が素人に解らせるための解説書なのだから素人目線は基本中の基本だ。
これを怠っておいて万が一訴訟を起こされた時のエクスキューズのために「安全にお使いいただくために」などは編集されている。企業としては万全を期していきたいのは分かるが常識の範囲で処理すべきものはもっと簡潔にすべきだ。
肝心な事を欠落させておいて、余計な事に神経を使っているのはまさしく情報過多社会のひずみだ。
盆栽菊花の作り方も丁寧に説明していました
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます