フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

自宅近くで出会ったハシビロガモとソシンロウバイ

2012年01月09日 18時24分35秒 | Main
自宅近くの白幡沼でハシビロガモが3羽が連なって採餌をしていた。水面に特徴のあるへら形の嘴をつけて水ごと浮遊物を吸い込み、食べ物だけを合わせ目にある歯ブラシ状のものでこしとるという。
ハシビロガモ(嘴広鴨)はカモ科マガモ属で英語名はShoveller(シャベルの使い手)、植物食傾向の強い雑食という。


ハシビロガモのオスばかりの3重連です


カモ類のメスはよく似ていますが嘴のスコップ形が特徴

ご近所ではソシンロウバイが花をつけ始めた。葉の間に蕾はたくさんつけているが、花はまだ3~4輪なのに近くにはかぐわしい香りが漂っている。
ソシンロウバイ(素心蝋梅)はロウバイの変種で花が大きく中心も同じ薄黄色で美しく、生け花の材料に使われるようだ。

田島ヶ原サクラソウ自生地の二十四節気の小寒に18日の草(野)焼きの準備が始まっていましたをアップしました。


昨日の小寒がいわゆる寒の入りでこれから1ヶ月が一番寒い時です

2012年01月07日 18時49分19秒 | Main
昨6日は二十四節気の小寒でいわゆる寒の入り。この日から節分(今年は2月3日)までが寒の内で一年でもっとも寒い時期と言われる。翌4日が立春でこの日からは春が始まる。


雲が多かった割には富士山がハッキリ見えました

サクラソウ自生地は枯れ切ったオギやヨシが優しい佇まいを見せていたが、18日の草(野)焼きの準備が始まっていた。
観察路の柵や自生地内の立木を炎から守る為にその周囲のヨシを刈り取る作業だ。柵の内側5~6メートルの枯草はすべてきれいに刈り取っておく。こうすると火勢が強くなっても各区単位で草焼きが進められ、思わぬ飛び火を防ぐ事もできる。


特別天然記念物の碑が久し振りに日の目を見ました
上空にはノスリが仲良く飛んでいるように見えましたが

今日は4人の作業員が鴨川側のC区の刈取りをしていたが、ヨシが倒伏させられた所は蔓植物が草刈り機に絡まって大変そうだった。


道場の河川敷にコミミズクが出現するようです

2012年01月05日 21時39分48秒 | Main

道場の河川敷はいつもはカメラを担いだ人がチラホラだったのに、最近は口径の大きいカメラを構えている人が増えたと思っていたら、昨日は堤防上からえらい賑わいでビックリだった。15時30分頃で陽は傾き始めていたが夕日の撮影にしては大げさすぎる。

尋ねてみるとコミミズクが来るという。堤防からはかなり遠くの木に来るようだが角度によって富士山をバックの写真が撮れるらしく、堤防下も大賑わいだった。
コミミズクは冬鳥として全国の平地や農耕地、河原などに飛来するが数は多くなく、羽角が短く、顔盤の発達したフクロウという。
羽角(うかく):フクロウ科などの一部の鳥の頭部に見られる左右一対の羽毛の束


堤防下には車がビッシリで中央辺りにカメラの放列を敷いています

さいたま市の荒川堤と水田の花にマンスリー・レポート27の12月分「緊急用河川敷道路のルートは絶対的なのでしょうか」をUPしました。ご笑覧下さい。


今年もよろしくお願いします

2012年01月02日 19時00分16秒 | Main

昨日はスッキリと青空が広がったとは言えなかったが、風が無く穏やかな元旦だった。


サザンカの園芸種のタチカンツバキ(立寒椿)

今日は昼過ぎから北風が吹きまくり堤防上では時折り進めないくらいの突風が吹き荒れた。
でも帰りにはちょうど沈みかけた夕日が富士をシルエットに浮き上がらせていた。

今年もよろしくお願いします。