フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

コガマが盛大に穂綿を飛ばしていました

2013年12月04日 19時23分31秒 | Main
このところ晴天続きで過去10日間の降雨量は5㎜で平年の20%しかないというさいたま市、久しぶりの荒川河川敷はカラカラに乾いていた。コガマの群生地に行ってみると、穂綿の大半を飛ばし終わり、辺り一面雪で薄化粧をしたようになっていた。


もうガマ独特のソーセージのような形は全くありません

近くのアメリカセンダングサやコセンダングサなどは穂綿をいっぱいにつけて種子を運んでもらうような状態ではなかった。


ガマにこんな繊細な種子が詰まっているのは不思議です

近くの原野のツルウメモドキは蒴果が裂けて赤い仮種皮に包まれた種子が陽を受けてルビーのように鮮やかに輝いていた。


きれいなので生け花の材料にも使われるようです


サクラソウ自生地の周囲にあるトベラも丸い蒴果が裂けて赤い種子が見えているが、この種子は赤い粘液質に包まれている。


種子に触ると手にねばりつきます