フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

さいたま市の荒川堤と水田の花にキクモを改訂アップしました

2015年01月10日 23時55分39秒 | 荒川河川敷

久し振りに花インデックスのキクモを再改訂した。
従来の形態的な分類ではゴマノハグサ科だったのが、遺伝子を重視した新しいAPG分類体系ではオオバコ科に変更されているのが改訂の直接の理由だった。

ネットで調べてみると鑑賞用の水草として東南アジア産のアンブリアがキクモとして売られているという。その事から人為的な逸出による遺伝子の攪乱が懸念されていた。
金魚の水槽などに入れてあったアンブリアが池や川に捨てられると在来のキクモと交雑してしまう危険性がある。農薬などで少なくなっているキクモに交雑の危険性も高まっている事を初めて知った。

さいたま市の荒川堤と水田の花キクモを改訂アップしたのでご覧下さい。


小寒の自生地は14日の草(野)焼きの準備が始まっていました

2015年01月07日 15時49分10秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

小寒の朝、昨日の昼から見えなくなったルリタテハがアルミサッシの溝にはまり込んでいた。死んでしまったかと思って動かそうとすると翅を広げた。リビングに連れて来てリンゴを薄く切って与えると、口吻を伸ばしアチコチ当たり始めた。果たして果液を吸えたのか心配だったが元気は取り戻したようだった。

6日は今年初めてサクラソウ自生地に行ってみた。14日の草焼きの準備が始まっていて中央観察路の柵際は大きく刈り取られていた。

杭の右側が観察路で左が草焼きのために刈り取られた所

そのお蔭で今冬初めてお菊虫に出会えた。今日もダメかと思った帰り際だったので余計感激だった。昨年はジャコウアゲハが多く飛び回っていたが、晩秋から越冬する蛹が一匹も見つけられなかった。
でもこのお菊虫は逆さまで、普通は首にあたるところを糸で吊っているのにお尻の部分だけでぶら下がっていた。写真でよく見ると首の所の糸が切れてしまったようにも見えるので次回確かめよう。

前回から気になっていたが手がかりが見つけられず調べてもいない、2~3㎝のほぼ球形の巣か今日も目についた。いったい何の巣なのかご存知の方は教えて頂ければ幸いです。

 左は横から右は上から撮影


好天の正月2日の今日、調神社は参拝の人で賑わっていました

2015年01月02日 22時12分27秒 | 身辺雑記

今朝は空気は冷たかったが青空が広がり風もほとんどなかった。窓を開けるとタイミングよくヒヨドリが飛んできて電線に止まった。珍しくカメラを取り出してシャッターを押すまでいてくれた。

尾が長く、ほほが茶褐色を帯びるのがヒヨドリの特徴

午後も風が無かったので近くの調(つきのみや)神社に出かけた。参拝客は外の歩道にまであふれ100m位行列していたので遥拝して、女房殿が破魔矢を買い求めて帰ってきた。

先日鳥見の人たちが居た白幡沼に立ち寄ってみた。ヨシ原の縁を水面近くに回ってみると、カワセミの鮮やかな色が見えた。撮っているうちにダイブしたが狩りには失敗、次は動画でと思ったがネクストは無かった。

一度失敗の後、何とかと執念を燃やしチャンスを狙っていましたが・・・・

昨日のブログに写真を追加しました。ご覧頂ければ幸いです。


ルリタテハに癒され、今年への希望を貰いました

2015年01月01日 23時13分07秒 | 身辺雑記

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

今年の元旦はルリタテハに癒されました。
昨年の12月26日に羽化しているのを見つけて以来しばらく行方が分からなくなり、30日にカーテンに止まっているのを見つけ、この日に来る孫に見せるのを楽しみにしていたのに、いざとなったらいなくなっていた。

それが今朝、気息奄々の状態でカーテンの下の板敷に落ちていたのを見つけ、紙の上に載せてリビングの受話器の上に連れてきた。
当然何も食べられずにいたのだろうとキーウィを与えてみると伸ばした口吻をすぐに引っ込めてしまった。ミカンは少し食べたようだが、孫がリンゴの蜜部分を与えるとそれが一番気に入ったようて果汁を吸い込んでいた。


AM9時49分リンゴの薄切りに口吻を伸ばす 女房殿撮影

しばらくしてゆっくりと翅を開いたり閉じたりするようになった。そして次第に生気を取り戻して、皆のいる方に向いてまるでその場の様子を観察するように翅を立ててジーッとしていた。
双六などをしながら時々見やると、紙の上を少しづつ移動しながら羽ばたく練習をしているようにも見えた。

午後12時26分ゆっくりと羽ばたきを繰り返す 女房殿撮影

部屋の温度は20℃にしてあったので他の所に移動させた方がいいかなと思い出した頃、突如舞い上がって輪を描きながらテレビの裏側に飛んで行ってしまった。
その間4~5時間、孫と息子夫婦、そして我々5人はルリタテハが次第に元気になっていく様に目を見張り、小さな命の強さに感動し癒されて、今年への希望をもらったような気持ちになった。