今日は半夏生。天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日という。かっては夏至から数えて11日目が半夏生と言われた。今年は夏至が6月22日だったので10日目ではないかと思った。でも〇〇から何日目というと〇〇を含めて数える事を改めて認識した。満と数えみたいなものだがあまり考えすぎても混乱する。
半夏生は唯一雑節と七十二候が重なっている。雑節とは中国から渡来のものではなく日本固有の農作業に因むものというのも今回初めて知った。節分や八十八夜、土用なども雑節だ。七十二候は二十四節気をさらに細かく3分割している。
半夏生はこの頃に葉を白くするドクダミ科のハンゲショウがポピュラーだが、元々の半夏生ずの半夏はカラスビシャクのことで漢方の生薬名だ。
ベランダの鉢植えのカラスビシャクは早くから仏炎苞をつけていた
今日は半年に一度の動脈瘤の経過観察日。病院といえば待つことの代名詞みたいだが今日の診察は午後だった。外科の医者なので手術をしたくて仕方がない。前回まで万一破裂したら命取りだし猛烈な痛みがあると繰り返していた。今回は大きくなっている感じがあったので、どうしないで済ますか色々考えた。でも、呼ばれて診察室に入ると画面に見入っていた先生がポツンと「変化はないですね」という事でホッとした。もう2年以上経過観察しているので諦めたのかもしれないがとにかく現状維持でよかった。
こちらの鉢植えはもうとっくに仏炎苞をつけ終わり葉だけが元気です
2鉢とも友人から頂戴したカラスビシャクは本当に生命力が強い