1年振りより間が空いただろうか、久し振りに塩原温泉に来た。今回も2泊3日だが中日も何処にも行かず塩原温泉で過ごす予定なので塩原地区を歩き回ってみた。
今の時期はアジサイが花盛りで塩原地区ではアチコチで大輪のアジサイが見られた。
前回も途中まで行った木の葉化石館方面に行ってみた。小さな川沿いに上流方面に歩いて行くとコマツナギの群生があった。木本に分類されているが草本状のマメ科の植物で根が硬くて丈夫なのが名の由来らしい・
そこにもここにも花を見つけた後でこんもりと盛り上がった所を見ると何やら細長い豆果が見えた。葉にも見覚えがあるし何なのだろうと調べてみたらどうやらフジの豆果らしかった。
結構長くて素直に伸びている好感の持てる実だった。上を見ると白い円錐状の花序が立ち並んでいた。ノリウツギのようだった。
奥に進んでいくと森側に面白い果実をいっぱいに付けた木があった。見た事があるが名は思い出せない。クマシデ?名の由来から覚えると忘れない木だ。シデとは玉ぐしやしめ縄などの飾りに着ける紙を折り曲げたもの。クマは大きいものの例えだという。
森の中に入って先に進もうとしたらクマ注意の立て札があった。これは動物の熊の事で、夕方近くにもなり今まで誰とも会わなかった事もあり、何となく心細くなって引き返した。
帰り際に看板を確かめると森の部分はそんなに長くなかったので行ってみればよかったと思ったが常に後悔先に立たずだ。