今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

TBS 金曜ドラマ「最愛」見てますが

2021年11月10日 | ドラマレビュー

 今クールのドラマで見てるのは「日本沈没」「婚姻届に判を捺しただけですが」「二月の勝者-絶対合格の教室-」「和田家の男たち」「SUPER RICH」「カムカムエヴリバディ」と、この「最愛」。連続ドラマを7本も同時に追いかける事はまずないので、この秋は豊作といえるかもしれません。

 そんな中、この「最愛」は吉高由里子主演で共演に及川みっちー、井浦新、薬師丸ひろ子などの豪華キャスト、スタッフも「アンナチュラル」「MIU404」の制作陣が結集したというまさに鳴り物入りのドラマ。結構宣伝もしてた気がします。

 それで実際のドラマがどうかというと、「わかりにくい…」というのが正直な感想。そもそもが15年前の事件と現在が絡み合うのですが、舞台も変われば登場人物も増えるし、「これ誰だっけ?」というのを理解するのが大変。

 記憶障害の人物が重要なカギとして出てくるのですが、そういうのを絡ませると話はどうにでもできる気がして、ややこし過ぎる流れの中では真相を知りたいとか、事件解決でスカッとする感じが無さそうなのが難点。

 もしかしたら私がちゃんと見てないだけで、喜んでる人は多いのかもしれませんが、私としての評価はいま一つ。吉高由里子と薬師丸ひろ子に免じて続けて見てますが、ドロップアウト寸前でもあります。できればもう少しお色気シーンがあれば…。って、結局それか?


日本テレビ 土曜ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」

2021年11月09日 | ドラマレビュー
 日テレで土曜日午後10時のドラマ。原作が漫画だというのは最近知りました。「二月の勝者」とは中学受験に豪華したもののことで、その受験のための学習塾が舞台。主演は柳楽優弥、共演が井上真央など。

 中学受験の塾が舞台というと、どう考えても好みのタイプではないのですが、当方井上真央は結構ひいきにしてるので見てみようかと。最近ドラマでは見かけなかったので。

 果たしてドラマの方は、柳楽優弥の怪演もあって結構面白いです。色んな技や策略で反抗的な生徒を屈服させたり、やる気のない子供や親のモチベーションをアップさせたり、そういう表側のストーリー以外に、柳楽優弥扮する黒木は何やら裏の顔もありそうなので、今後の展開はまだ読めません。

 肝心の井上真央は、ちょっと痩せましたか。私は映画「八日目の蝉」が大好きだったのですが、あれからもう10年ですから変わるのは当たり前。彼女は笑顔が魅力ですが、今回ハツラツとした感じの役ではないので、まあ現在の様子を見られただけでいいかと。

 今までのところ、割と興味を持って見てますが、先がどうなろうと特に気にしない感じ。最後まで見られることを祈ってます。

ドラマ「和田家の男たち」面白いです

2021年11月08日 | ドラマレビュー

  テレ朝系で毎週金曜の夜に放送しているドラマ。とはいえ、リアルタイムで見たことなく、毎週録画にしたのを見てるので、何曜日の何時にやってるかは今調べて知りました。

 三話目まで見ましたが、結構面白いです。今クールのドラマは結構いいのが多くて色々見てますが、もしかしたらこれが一番面白いかもしれません。

 「男たち」ということなので男ばっかり出ますが、祖父(段田安則)は元新聞記者でその後社長も務めたほどの人物で現在は論説委員、父(佐々木蔵之介)はテレビの報道番組の総合プロデューサー、息子(相葉雅紀)は勤めていた会社が倒産して現在ネットニュースのライター。

 その三人がひょんなことから一緒に暮らし始めるのですが、祖父と父は実の親子であるものの、息子は母親の連れ子であったため、父とも祖父とも血縁関係はなし。祖父は元新聞記者として、父はテレビの報道のプロとしてそれぞれプライドが高く、料理が上手い以外は特にできがよくない息子とは話が合わないこともしばしば。

 そういう男三人が段々と打ち解けていくほのぼのとしたホームドラマかと思っていたのですが、三話目から大物政治家の闇の部分が絡む結構シリアスな展開も入ってきました。ただ、そういう話になっても、ところどころにユーモラスな仕掛けがあるので、脚本、演出ともにナイスです。

 このドラマは、なにしろ脚本が大石静さんなのでそこに注目していたわけですが、さすがに期待は裏切りません。それぞれの人物設定もちゃんとできてるので、三話目でもうドラマの世界観とか、男三人で食卓を囲んでいる時の雰囲気が完成されてる感じ。いいドラマは、画面に映ってない時も実際その人たちが生活してる姿が想像できるものですが、結構その雰囲気になってきてます。

 今後の展開はなんとなく予想はできるというか、息子が報道に目覚めるのではないかと思うのですが、そんな簡単に進むのかどうか。なにはともあれ今後も楽しみです。男たちの三人の配役も演技もナイスです。


ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」視聴中

2021年11月07日 | ドラマレビュー

 火曜夜10時TBSでの放送のドラマ。主演は清野菜名と坂口健太郎。タイトルから想像できる人もいると思いますが、知り合ったばかりの男女がある目的のために偽装結婚生活を送るというもの。

 ストーリーは、付き合ってもいない女性に形だけの結婚したことにして欲しいと婚姻届けを差し出す男(坂口健太郎)と、借金返済のためにその男と一緒に暮らし始める女性(清野菜名)の話。原作は漫画なのでしょうか。

 どう考えても設定に無理があるだろうという話で、なおかつこの時間帯のTBSのドラマというと逃げ恥も偽装結婚だったため、どうにも二番煎じ感が漂うのですが、見てみると結構楽しいです。

 ただ、ヒロインである清野菜名さんが前髪はパッツンパッツンだし、メイクもどうにもキラキラ感がないので「なんで?」と思ってたら、そこは秘密がありました。坂口健太郎はかなわぬ恋をあきらめるため、結婚しているふりをするのですが、その相手は中学時代の同級生であり今は兄嫁でもある倉科カナ。

 「ひまわりのような笑顔の人」ということですが、そのキラキラしている感じが倉科カナで、対比として清野菜名はあんまり可愛く描かれてないのですね。

 とはいえ、偽装とはいえ一緒に暮らしているうちにいつしか恋愛関係になることは想像に難くなく、第三話でも既にその兆候がありました。来週は旅行にいくはめになるらしいのですが、逃げ恥でもそういう展開はあったので「パターンやな」と。

 そういうドラマですが、当方倉科カナは結構お気に入りで、さらに今回天真爛漫という感じのキャラが全開なので、そこは楽しみでもあります。気になる方はご覧ください。


10月のメール職人活動の結果

2021年11月06日 | ラジオ番組の話題

 当方一般男性であり、自称メール職人でもあります。メール職人とは、一般にはラジオ番組にメールを書いて採用される事を至上の喜びとしている人と想定します。

 私も「メール職人」と自称しておりますが、さすがに一般男性ですのでさほど投稿数は多くありません。そんな中で、10月に採用されて記念のステッカーを貰ったのは画像の通り。

 まずはTBSラジオ「たまむすび」。水曜にメールを書いて採用されました。これまでステッカーは何枚かたまりましたが、実は月曜と水曜しか持ってません。それも何枚かずつ。火曜と木曜にもメールしてるのですが、そちらは採用されたことなし。なんか相性あるんでしょうね。ちなみに、10月は3通送って1通採用。

 この番組のメールテーマはその日の番組開始後に発表されますが、さすがに平日の昼の番組ですのでそんなに毎日送ってるわけではありません。何しろ一般男性ですので。

 ABCラジオの方は、「STAR☆MUSIC☆SUNDAY」という番組の「イントロ仕事人」というコーナーで採用され、その週の優秀賞をいただきました。これはネタを考えて送ったので、一等賞をいただき感激でした。どういう路線で行くか考えての事だったので、作戦勝ちではあります。ただ、番組聞いてたらどれも結構レベル高かったので、自分のが優秀賞だったことには驚きました。これは凄く光栄です。

 そして、先週の金曜は伊藤蘭さんのコンサートに出かけてたのですが、聞いてないうちにFM NACK5での小林克也さんの「ファンキーフライデー」で読まれてました。ステッカーが届いて気づいたので、タイムフリーで聞いて確認しました。

 また、今回は交通川柳ではなく、9時間目のコーナーで採用されたので快感は大きいです。このコーナーは、普段聞いててもクスッからガハハまで笑えるメールが多いので、レベルは高いです。

 克也さんは大体淡々とメールを紹介して、コメントも言わない事がありますが、私のメールはちょっと笑ってくれてコメントもありだったので、そこは快感でした。ちょっとレベルアップしたというか。そういう意味で今回のステッカーは勲章でもあります。

 ちなみに、ラジオ投稿の際は埼玉県在住のラジオネーム「ハイファイパパ」ですので、もし今後この名前をお聞きになった方は反応していただけると嬉しいです。このラジオネームは15年くらい使ってます。ただ、ファンフラはラジオネーム不可ですので実名投稿です。自分だけ気づいてニヤニヤするという…。

本日はプレイバック70年代(4)でした>歌謡スクランブル

2021年11月05日 | ラジオ番組の話題
 歌謡スクランブルの70年代特集も4回目。いよいよ70年代後半に入ってきましたので、それこそ発売の頃にリアルタイムで聞いてた曲が多いです。特に「木綿のハンカチーフ」とか「春一番」は小学校の卒業の頃に流行ってましたので、よく覚えてます。

 ということで、本日のオンエア曲は以下の通り。

「およげ!たいやきくん」子門真人
「ビューティフル・サンデー」田中星児
「嫁に来ないか」新沼謙治
「木綿のハンカチーフ」太田裕美
「山口さんちのツトム君」斉藤こず恵
「揺れるまなざし」小椋佳
「昔の名前で出ています」小林旭
「青春時代」森田公一とトップギャラン
「弟よ」内藤やす子
「おゆき」内藤国雄
「岸壁の母」二葉百合子
「春一番」キャンディーズ
「ペッパー警部」ピンク・レディー
「津軽海峡・冬景色」石川さゆり
「お化けのロック」郷ひろみ&樹木希林
「気絶するほど悩ましい」Char
「冬の稲妻」アリス
「硝子坂」高田みづえ
「どうぞこのまま」丸山圭子
「花街の母」金田たつえ
「わかれうた」中島みゆき
「人間の証明のテーマ」ジョー山中
「宇宙戦艦ヤマト」ささきいさお


 今日は全部知ってました。「およげ!たいやきくん」は「ひらけ!ポンキッキ」を見てなかったので最初は知らなかったのですが、あちこちで嫌でも耳に入ってきたものです。これのB面は「いっぽんでもニンジン」ですが、これについてはなぎらけんいちさんがよくぼやいてました。

 当時レコードの歌唱印税は売り上げ1枚あたり10円位だったのが、これは童謡扱いなので1枚1円と言われたとか。「ということは、1万枚売れて1万円ですか?」と聞いたら、「1万枚は売れないよ。売れて5000枚。でも、取っ払いでいいならこの場で2万円払うよ。」と言われて手が出ちゃって、印税契約は放棄したそうです。結果的にこれは500万枚以上売れたそうで、作曲の佐瀬先生はこれでマンションを買ったという話を聞かされたなぎらさんは「よせよ!」と。まぁ、多分にネタの籠ってる話のような気はします。

 あとは「嫁に来ないか」のこと。多分「ルックルックこんにちは」だったかと思いますが、新沼謙治さんがゲストで出たことがありました。この曲の発売からは結構経ってたと思いますが、スタジオにファンを集めて生放送をしてました。その際「よ~めに~ 来ないか~」と歌うと、ファンが「いいわよ~」と合いの手を入れてたのですが、あれは曲の雰囲気を壊しますね。

 私の母が小林旭のショーを見に行ったら、「ついてくるか~い~」と歌ったときに、バーのマダムのような方々が一斉に「ついていくわ~!」と叫んで、ちょっとコンサートを見てみたかっただけの母はドン引きだったそうです。それと共通するものがあるかと。

 そして、久しぶりに聞いたのは「山口さんちのツトム君」。これは斉藤こず恵さんが歌ってるので可愛いイメージがあるのですが、ツトム君が大人だとは考えられないでしょうか。

 「田舎へ行ってたママ」というのは、実はツトム君の行きつけのスナックのママで、ツトム君が通い詰めてるうちに不倫関係になり、それが奥さんにばれてお店に怒鳴り込まれてママは田舎に引っ込んでしまったと。

 それが、ようやく離婚が成立して田舎に行ってたママが帰ってきて、ツトム君の股間が「たちまち元気になっちゃって」ということで。また「たちまち」が「勃ち待ち」という意味もありそうですし、二番の歌詞の「三輪車」も深い意味がありそうな気がします。いかがでしょうか。

 この曲とは関係ないですが、鶴光師匠のオールナイトニッポンに「水色の街」という曲をヒットさせた三輪車というフォークグループが電話出演した際、師匠は「三輪車いうたら、なんかト○コみたいでんな~。」とおっしゃってました。さすが。

 ということで、オンエアリストに反応した方は、是非らじるらじるの聴き逃しをどうぞ。高田みづえさんの「硝子坂」を、当時「しょうじざか」だと思ってた人は結構います。私は違います。

小鬼トリオだか降参トリオだか>歌謡スクランブル

2021年11月04日 | ラジオ番組の話題
 NHKFM歌謡スクランブルは、今日「プレイバック70年代(3)」でした。最初にかかったのが、山口百恵、桜田淳子、森昌子の三人。三人ともスタ誕出身で、なおかつ同学年だったので「花の中三トリオ」と呼ばれたとか。

 当然同学年なので、三人とも毎年進級します。(どれくらい学校に通えてたかは知りませんが。) 最後は高三トリオで解散(?)したのだとか。小鬼トリオというのは「おじゃる丸」のネタですが、降参トリオってのはどっかでネタがありましたっけ?

 あるいは森田公一、巻上公一、服部公一の音楽家三人でユニットを作れば、「公一トリオ」ができます。「チュウさんトリオ」を作ろうとすると、荒井注、吉川忠英、しか思い浮かばず、一人足りません。ドラマの「流星ワゴン」には「チュウさんじゃ!」というキャラが出てましたが。なお、Charの「気絶するほど悩ましい」のレコーディングではアコギは吉川忠英さんが弾いてるので、「チャーじゃなくてチューでした。」というのがあの人のネタでした。

 ということで、今日の70年代特集のオンエア曲は以下の通り。

「ひと夏の経験」山口百恵
「黄色いリボン」桜田淳子
「おかあさん」森昌子
「なみだの操」殿さまキングス
「ふれあい」中村雅俊
「闇夜の国から」井上陽水
「赤ちょうちん」かぐや姫
「うそ」中条きよし
「古い日記」和田アキ子
「二人でお酒を」梓みちよ
「あなた」小坂明子
「さらばハイセイコー」増沢末夫
「みかん色の恋」ずうとるび
「そんな夕子にほれました」増位山太志郎
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
「裏切りの街角」甲斐バンド
「想い出まくら」小坂恭子
「時の過ぎゆくままに」沢田研二
「ロマンス」岩崎宏美
「あなたにあげる」西川峰子
「酒場にて」江利チエミ
「私鉄沿線」野口五郎
「旅愁」西崎みどり
「シクラメンのかほり」布施明


 江利チエミさんの「酒場にて」だけまったく知りませんでした。ただ、この人は演歌調よりはポップス系の歌を聞きたいです。

 小坂明子さんの「あなた」でいつも思い出すのは、宮川奏先生のこと。あるテレビ番組でこの曲の紹介をしてて、「私の最大の失敗は、あの大ヒット曲のアレンジをたった3万円で引き受けてしまったこと。」だとか。が、「まぁ弟子に1万円で書かせて2万円ピンはねしたからいいんですけどね。」ですって。さすが宮川先生!

もしや、悪夢の素を増やしたのでは>吉村昭作品全制覇

2021年11月03日 | ブックレビュー
 吉村昭作品全制覇に向けて、まずは新潮文庫での作品から取り掛かりましたが、この人の本ばっかり読むと、明らかに悪夢が増えるのがわかりました。

 まず読んだのが「蜜蜂乱舞」。これは養蜂家の生活を描いたもので、面白いのですが、決して楽しくはない話。私はこれまで宇宙飛行士と潜水艦の乗組員にだけはなりたくないと思ってたのですが、これを読んで絶対養蜂家にもならないと決めました。蜂の扱いがあんなにも大変だったとは。

 そしてもう一冊読んだのが、「冷い夏、熱い夏」。これは歴史ものではなく、実際の吉村先生の話。文庫裏の紹介によると「何の自覚症状もなく発見された胸部の白い影 強い絆で結ばれた働き盛りの弟を突然襲った癌にたじろく『私』。」というもので、こちらはかなり辛い話。

 まだ患者本人への告知が一般的でなかった頃の話で、吉村先生もそうだしお医者さんもみんなで隠し通そうとします。そうやって一生懸命やっていると、吉村先生は奥様から「あなたは私が癌になってもそうやって隠すのでしょうね。」とか「私にも何か隠していることがあるのではないですか?」とか、夫婦間もギクシャクしたりします。

 弟さんからも当然「本当は悪性なんじゃないか?」とか言われるわけで、先は気になるのですが読んでいると段々辛くなる話。私も父の罹患の際には告知の難しさというのを実感しましたので、色々考えさせられるし、あれこれ思い出して思いっきり悪夢の素になりました。

 それがどういう悪夢かというと、土曜の夜に見た夢はなぜか大相撲。白鳳と誰か見たことない外国人力士が対戦しているのですが、私と周囲の人はテレビを見ながらなぜか白鳳を全力で応援。取り組みはなぜか寝技にもつれこんで、白鳳がアームロックをきめたものの相手がタップしないのでそのまま腕ひしぎ十字固めにもつれ込むという展開。「なんで?」という悪夢でした。

 とはいえ、折角決めた目標なので、合間に楽しい本を挟みながら吉村昭作品全制覇に向けて取り組もうとは思います。

 なお、養蜂家で思い出した話。世の中には「ハンカチ王子」とか「ハニカミ王子」とか「国会王子」とか色々いました。当然養蜂家でもイケメンの男子がいるはずで、それは名付けて「ハチ王子」。

 …おあとがよろしいようで。

本日はプレイバック70年代(2)>歌謡スクランブル

2021年11月02日 | ラジオ番組の話題
 今週のNHKFM歌謡スクランブルは「プレイバック70年代」ですが、今日はその2回目。最初の曲紹介が72年の札幌オリンピックというところから始まって、今日はほとんどの曲を知ってました。なのでオンエア曲それぞれのコメントで行きましょう。


◇「虹と雪のバラード」トワ・エ・モワ

 札幌オリンピックは1972年ですが、私が中学生の頃(70年代後半)でも文化祭のクラスごとの合唱で毎年歌われてました。当時は「ふ~ん、なんか地味な曲。」と思ってたのですが、これが札幌オリンピックの曲だと知ったのは大人になってから。なので、当時はそれほど流行ってなかったと自分では決めつけてます。自分の無知を棚に上げて。今は結構この曲好きです。


◇「恋の町札幌」石原裕次郎

 この人の曲は新しいんだか古いんだかわからないので、この曲ももっと古いかと思ってたら70年代なんですね。これを聞いて思い出すのはカラオケスナックでのこと。30年以上前は、カラオケはスナックで他の客もいる前で歌うものと決まってました。そしてその頃はこの曲をうたうおじさんが結構いました。

 で、なぜかこれのカラオケは映像がお色気満点のもので、やたらと女性のヒップばかり出るんですね。それで我々若者が「なんでケツばっかりなんだ!」とワアワア騒いでたら、歌ってたおじさんも調子に乗って「ケツの町 さっぽろ~」と歌いだしたり。まあそういう昭和の話です。


◇「終着駅」奥村チヨ

 この曲は母が好きで、家にシングルがありました。しかし子供の私には、ジャケットがホラー映画のヒロインに見えて怖かったです。そして、この歌のおかげで終着駅には裸足で逃げてくる女の人がいっぱいいると思ってトラウマになったのも真実です。「終着駅は始発駅」という歌もありましたが、今だと「当たり前やん!」とか思いますね。


◇「女のみち」宮史郎とぴんからトリオ

 すごくヒットしましたよね。子供の頃は「ふ~ん」と思って聞いてたのですが、今はド演歌を受け付けない体質になったので積極的に聞きたくはありません。ただ、あのだみ声で女言葉の歌詞を歌うのが受けたのだろうとか分析はしたり。

 なお、元々ぴんからトリオだったのが一人抜けてぴんから兄弟になったのですが、当時なんかの歌謡賞でトロフィーだけ画面に出てきて「ぴんからトリオは解散したので…」ということで、ぴんから兄弟は舞台には出てきませんでした。まあそれは確かにそうなんでしょうけど。

 ちなみに、ぴんから兄弟のお兄さんが元祖エアギター選手権の初代チャンピオンだという話は私が勝手に作りました。あしからず。


◇「太陽がくれた季節」青い三角定規

 この曲は大好きでした。家にレコードもあったくらい。いまだとなんか恥ずかしい感じのグループ名ですが、ギターを弾く人に憧れたのはこの人たちをテレビで見た影響も大きいと思います。


◇「夜明けの停車場」石橋正次

 この人は刑事やったり青春ドラマに出たりアイアンキングに出たりしてましたが、どういう立ち位置だったのでしょう。しかし、妙に歌が上手い人ですよね。うちの母はここ何年か物忘れが激しいと自分で悩んでるのですが、昨年カーラジオでこの曲の出だしを聞いて、瞬時に「石橋正次か?」ですと。妙な事だけやたらと覚えてると。ちなみに、これは私のカラオケのレパートリーです。


◇「友達よ泣くんじゃない」森田健作

 昔は結構好きだったので、これはレコード持ってました。が、今日はイントロを聞いて「なんじゃ?」と。やたらとキレイな感じのイントロで、リメイクというかセルフカバーというか当時の物とは違いました。あのイントロが青春っぽくて良かったんですけど。

 それにしても、うちの兄なんぞはこの人の剣道二段というのに憧れて剣道習ったりしてましたから、夢を壊したということで謝って欲しいとはいまだに思います。


◇「学生街の喫茶店」ガロ

 これは流行りました。カラオケのレパートリーでもありますが、弾き語りでもやります。何よりも、小5の冬休みに兄がいとこからギターを借りてきて、私も弾いてみたくなって最初にチャレンジしたのがこの曲。家にあった明星の歌本の最初に出てたのがこれだったので。ただし、Dmが押さえられずに一瞬で断念しました。人差し指痛かったなぁと今も思い出します。


◇「さよならをするために」ビリー・バンバン

 子供の頃は好きじゃなかったのですが、あらためて聞くと曲もいいですが歌唱もいいですよね。カラオケで歌ったことがあるけど、上手く歌えないので今はやりません。


◇「耳をすましてごらん」本田路津子

 当時はなんか物悲しい感じの曲と歌声だったので、ちゃんと聞けませんでした。今は割と好きになりましたが、この人は本当に独特の声ですよね。世間一般ではどんな受け入れをされてたのだろうかと、ちょっと気になります。


◇「だれかが風の中で」上條恒彦

 ご存じ「木枯し紋次郎」の主題歌で当時流行りました。ゴールデン歌謡速報で、上條恒彦さんが生で歌ってるのも見た記憶あります。(もしかしたら番組は違うかもしれませんが。) アレンジもいいし、歌も迫力あるし聞きごたえあります。カラオケでチャレンジしたことはありますが、これは難しいので今はやりません。


◇「ひなげしの花」アグネス・チャン

 昔からアグネスはまったく受け入れられない体質なのでこれはパス。


◇「雨」三善英史

 これも流行りました。子供の頃は「変な声の人」と思ってたのですが、そういうのがヒットの秘訣かも。しかし、これも好きじゃないなあ。


◇「折鶴」千葉紘子

 結構いい曲のような気がしますが、今もAメロしか知りませんでした。千葉さんというと、スタードッキリマル秘報告のレポーターというイメージが強いですが、頭の中では高橋基子さんとごっちゃになってしまいます。


◇「喝采」ちあきなおみ

 ご存じレコード大賞受賞曲。いつ聞いてもいい曲ですね。イントロのギターの歪んだ音のロングトーンと、クリーンで甘い音のトレモロを組み合わせるアレンジは、ポールサイモンの曲のオマージュでしょうか。


◇「裸のビーナス」郷ひろみ

 ここから新御三家の登場。しかし今日は選曲がちょっと凝ってました。この曲だと「ゴーゴー」って言えないですね。が、曲はかっこいいです。このイントロは弾いてみたくなりました。なんというかあれこれツボを押さえた感じの曲です。


◇「青い日曜日」野口五郎

 五郎さんの青いシリーズでは「青いリンゴ」に続いての第二弾でしょうか。次が「青い山脈」だったかな?(ウソ) 近頃ラジオで聞くのは凄く珍しいような。


◇「ちぎれた愛」西城秀樹

 これも流行りましたが、ラジオで聞くのは珍しいような気がします。「僕の気持ち信じて 君を離すもんか 好きだ好きだ 好きなんだよ~!」というセリフはこの曲だったんですね。当時は暑苦しくて大嫌いだったのですが、別にヒデキに罪はなく、やたらキャーキャー騒ぐ女性ファンが嫌いだったのだと今は思います。今聞いても歌は上手いですね。


◇「わたしの彼は左きき」麻丘めぐみ

 当時は「私の彼は左寄り」とか「私の彼は左巻き」とか、いろいろネタはあったと思います。で、「私の彼は左卜全」というネタもあったはずだと思って調べたら、なんとこの曲の2年前に左卜全さんは亡くなってました。左とん平だと微妙ですしね。


◇「恋のダイヤル6700」フィンガー5

 ん~、これも流行りましたが私はどうにも好きになれなかったのがこの人たち。どちらかというと女性ファンが多かったのでしょうか。


◇「心の旅」チューリップ

 いきなり年代が新しくなったような気がしたのですが、この曲は1973年4月の発売なので当時はまだキャンディーズもデビューしてない頃なんですね。ロングヒットというか、今もちょくちょくラジオで聞くのでそんなに古い感じがしないのでしょう。


◇「ファンキー・モンキー・ベイビー」キャロル

 今は「歌謡スクランブル」という番組名ですが、「ひるの歌謡曲」だったらこの曲はかからなかったかも(?)。ただ、この曲はドラマ「夜明けの刑事」で穂積ペペがエレキギターの弾き語りで歌った印象が強く、いつもこれを聞くと思い出します。


◇「狙いうち」山本リンダ

 今では高校野球の応援席でよく聞くのですが、いつから使われるようになったのでしょうね。私なぞは「ウララ~」というと、侍ジャイアンツのウルフ・チーフを思い出してしまいますので、リンダ困っちゃう。


◇「他人の関係」金井克子

 うちの田舎は北陸の温泉街なのですが、70年代初頭はボウリングブームで、うちの町にもボウリング場ができて華々しくオープニングイベントがありました。何人か芸能人とかお笑いの人も来てて、その中にこの人もいました。私も兄と一緒に見に行ってたのですが、レーンの上でショーがあってその後芸能人と一緒にボウリングができるという催しだったのですが、子供はそんなところに加われず、うちの親はそのままボウリングやってたと記憶してます。

 で、入場はタダだったからショーだけ見て兄と一緒に家に帰ってテレビで「海のトリトン」を見たのを妙に覚えてて、あのアニメが72年だから、まだ「他人の関係」は出てない頃ですね。もっともあんだけヒットが出たら、そんな地方のしょーもないイベントには来ないでしょうけど。

 ちなみに、その時にまだボウリングのピンを揃える機械が降りてるのに、思いっきりボールを投げて破壊してしまったのが金井克子さんだったという話は内緒にしておきましょう。うちの田舎では有名な話。(私は現場見てません。)


◇「くちなしの花」渡哲也

 これも流行りましたね。なんとも味のある歌唱で、今聞くと決してうまくはないのですが、やはり役者さんの歌は雰囲気があるなあと。何よりも声に色気があります。ちなみに、私が学生時代に始めて人前でカラオケを歌ったのがこの曲でした。最近は歌ってないなあ。


◇「五番街のマリーへ」ペドロ&カプリシャス

 これもいい曲です。この人たちはテレビでもよく見かけて、やたらとカッコよかった気がするのですが、どうしてああいうメンバーでボーカルが高橋真梨子さんでやってたのかというのはちゃんと聞いた事はありません。歌番組でもいつもバンド演奏だったと記憶してるので、あまりコスパはよくなかった気はしますが、それだけにカッコよく見えて。実際カッコ良かったのですが。



 ということで、聞いてる曲にいちいちチャチャを入れたくなるのが流行歌のしるし。気になった方は、是非らじるらじるの聴き逃しでどうぞ。楽しいですよ。

今週の歌謡スクランブルはプレイバック70年代!

2021年11月01日 | ラジオ番組の話題
 車に乗ってエンジンをかけたらラジオから聞こえてきたのが「走れコウタロー」。「はて、今日はなんの特集やら?」と思ったら、これが「プレイバック70年代」。しかも今週は土曜日まで5回に渡って70年代三昧だそうです。(水曜日は祝日で「歌謡スクランブル」はお休み。)

 今日聞いた曲は、ほとんどヒットした当時に聞いた記憶があるので、この年代にはもう歌謡曲になじみがあったということですね。ちなみに今日のオンエア曲は以下の通り。


「黒ネコのタンゴ」皆川おさむ
「あなたならどうする」いしだあゆみ
「圭子の夢は夜ひらく」藤圭子
「今日でお別れ」菅原洋一
「走れコウタロー」ソルティー・シュガー
「一度だけなら」野村真樹
「あなたの心に」中山千夏
「男はつらいよ」渥美清
「老人と子供のポルカ」左卜全とひまわりキティーズ
「手紙」由紀さおり
「傷だらけの人生」鶴田浩二
「また逢う日まで」尾崎紀世彦
「ナオミの夢」ヘドバとダビデ
「雨の御堂筋」欧陽菲菲
「空に太陽がある限り」にしきのあきら
「よこはま・たそがれ」五木ひろし
「昨日・今日・明日」井上順
「雨のバラード」湯原昌幸
「おんなの朝」美川憲一
「わたしの城下町」小柳ルミ子
「17才」南沙織
「水色の恋」天地真理
「二人の世界」あおい輝彦
「雨がやんだら」朝丘雪路
「花のメルヘン」ダークダックス
「おふくろさん」森進一


 これを見てたら、当時聞いた漫才のネタを思い出しました。歌謡ショーと銘打って「五木ひろし、にしきのあきら」などの名前が看板にあったので入ってみたら歌ってるのは別人。「こりゃなんだ?」と聞いたら、「私、『五木ひろし』と書いて『ごきひろし』なんです。」と。さらに、にしきのあきらも別人だったので「なんでや?」と言ったら、「私は名字が『にしき』で名前が『のあきら』です。」とか。野口五郎かと思ったら「ノロゴロウ」というネタもありましたね。

 ちなみに、今日のオンエア曲では私のカラオケのレパートリーは5曲あります。しばらくカラオケ行ってないなあ。なんにしても、このあたりの曲はいくら聞いてても飽きない感じがあって、味がありますね。「花のメルヘン」なんてのは多分聞いたのは40年ぶりくらい。

 「歌謡スクランブル」はらじるらじるの聴き逃しサービスにありますので、皆様も是非どうぞ。ますます現代に戻ってこられませんわ。今週は全部楽しみです。