朝井まかて
『眩 くらら』★★★★
出逢いはNHK
『眩(くらら)~北斎の娘~』
その娘お栄を宮﨑あおい、葛飾北斎を長塚京三
そして北斎の弟子・善次郎を松田龍平
たまたま録画をしていて、みたらハマってしまった。
二度目みた時も目が離せず最後は目が潤んできた。
俳優さんもピタリと合っていた。
あぁわたしもお江戸のこの世界に暮らしたいと思った。
そこで本作を小説で読んでみようと思って手に取ってみた。
元々お栄に関しては興味があった(下記参照)
さて朝井さん版 お栄
記したようにドラマの物語がよかったから、期待を含みつつ原作
初作家さんはわくわくする。特にお江戸物語は。
ドラマ=小説 忠実に描かれていることが分かった。
一点、腹違いの問題ある弟は端折られていた。
そこが世知辛く、ドラマとは違う厳しい現実を知ることとなった。
「血」とは「家族」とは。
江戸時代の身分制度
機会があれば他の書籍も読んでみたい。