★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

アホな検事長

2020年05月20日 22時57分09秒 | 徒然(つれづれ)
 検察庁法案改正案の今国会での成立が、世論の圧力で見送りになったはいいが、当の検事長の接待賭け麻雀が文春砲にスッパ抜かれた。
 これもその情報をつかんでいた政府が、あんなにも強気だった改正を見送った要因かもしれない。

 賭け麻雀など麻雀をやる人間ならほとんど誰もがやっているはずだ。
 私も学生時代、サラリーマン時代には大っぴらにやっていたものだ。

 競馬や競輪で儲けた金の税金を払っていないのと同じく、賭け麻雀自体は犯罪だ。
 しかし税務署や警察もよほど悪質でない限りそれは見て見ぬふりだ。

 その昔、芸能人が賭け麻雀で逮捕されニュースになったりしたものだが、一罰百戒の見せしめ的なものだ。
 今回は時期が悪かったし、本人も自覚が足りなかった。
 1月の検事長定年の1週間前に、政府が法律の解釈を捻じ曲げてまで、半年の定年延長を決めたにもかかわらず、全くアホと言うしかない。

 検察の最高峰、検事総長という大栄転が、一夜にして辞職という最悪の結末を迎えようとしている。
 こうなったからには、政府も見放さざるを得ないだろう。
 かくして、政府も本人も悲願であった検事総長への道はもろくも崩れ去った。


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