Tシャツの柄

　夏日に耐えきれず、本日よりウォーキングウェアを夏仕様に変更。
　上はボブ・マーリーの派手なプリントのTシャツ、下はグリーン系のマドラスチェック柄のパンツだ。

　65歳の初老に、このファッションはいかがなものかと批判も出そうだが、ボブ・マーリーは我らの世代、マドラスチェックは昭和の柄だ。
　何を臆することがあろうか。

　今後Tシャツが日替わりになるので、日々のデザインや柄に気を使いそうだ。
　初老にピッタリのデザインや柄のTシャツは1枚たりとも持っていない。
　すべて2、30代でも違和感のないデザインと柄だ。

　ファッションに気を使わなくなると、人は自然に老いてゆくものだ。
　病は気から、気はファッションからの信念のもと、明日からも歳に似合わぬTシャツで闊歩するぞ。

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快晴の空の下で

　ウォーキング途上の空を見上げれば快晴だ。
　しかし360°見回せば、ほんのちょっと雲がある。
　雲ひとつない快晴の空、などというくらいだから、ちょっとでも雲があれば快晴ではないのか。

　いやいやご安心召され。
　雲が1割以下ならば快晴と呼んでいいらしい。
　まったく雲がない場合は日本晴というのだそうだ。
　
　これに似たような言葉で即死、突然死というのを思い浮かべた。
　即死というのは瞬間的なものではなく、死に至るまでに数分の時間経過があるものをも、そういうらしい。
　突然死に至っては発症から24時間までの時間経過を含むようだ。

　何が言いたいかというと、完璧や完全、絶対などは存在しないということだ。

　ちなみに完璧の璧は壁ではない。
　下の土が玉になっている。
　昔は玉が宝物として重宝されていたからだろう。
　要は完全な玉で、完璧ということだろう。

　しかし将棋の王将と玉将では王将のほうが上である。
　ということは王が玉より上で、本来ならば完璧の玉は王とすべきところだ。

　そうしなかったのは、この世に完璧なものがないという意味からに違いない。
　完璧の由縁である中国の故事はこの際無視し、あくまで自論だ。

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