ダービーへの熱き想い

　来る5月31日日曜日は、全国の競馬ファンはもちろん、日頃競馬には関心のない人間も待ち望む日本ダービーだ。
　毎年難関を潜り抜けてきた期待の3歳サラブレッドが集う競馬の祭典だ。
　
　私が初めてダービーの馬券を買ったのが、1977年ラッキールーラが栄冠に輝いた年だ。
　当時大学の5回生だった私は、その1、2年ほど前から馬券は買っていたものの、5大クラシックに代表される、今でいうところのGⅠレースを意識したことはなかった。
　単に馬が走るレースで1着と2着を当てたら、配当金がもらえるという程度の、いわばパチンコと同じ程度の認識しかなかった。

　5回生になり、暇にまかせて読んだ競馬関連本で、中央競馬の仕組みを理解し、重賞レースの歴史的な重みが分かったのだ。
　それ以来、趣味といえるほど競馬に熱中した。もちろん小遣いの範囲で、性格的なものもあり、無茶をしたことはない。

　この歳になると、春と秋のGⅠシリーズ、特にダービーの時期になると胸が高鳴る。
　歴代三冠馬7頭のうち、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルのダービー戴冠もテレビ観戦だがリアルタイムで観た。

　そして今年のダービーも無敗の二冠馬の誕生が期待されている。
　歴史的三冠馬ディープインパクト産駒のコントレイルだ。
　果たして父親同様、無敗でダービー制覇なるか。
　それとも伏兵の台頭があるのか。
　
　ダービーに関してはあまり当てた記憶がなく、相性はあまりよくないが、今年こそ記憶に残る高配当馬券ゲットといきたいものだ。
　渾身の予想は日曜日午前中にアップの予定です。

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懐かしのCCR

　暇にまかせてYouTube視聴。
　聴くのはお決まりの昔のロック。

　今日はクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)だ。
　グランドファンク、スージー・クワトロと並ぶ、シンプルでわかりやすいアメリカンロックバンドだ。
　アメリカ南部のカントリーやブルースをベースにした、ストレートで単純明快なビートとメロディが心地よい。

　ハードロックのようにテクニックに走らない、そのシンプルでダイナミックな演奏は、ギター少年たちに、オレでもやれそうだ、という期待感や親近感を抱かせたものだ。
　当然、田舎のギター少年の私もレコードコピーに没頭しました。

　そのCCRの最大のヒット曲で名曲の「雨を見たかい」。
　当時は反戦歌という解釈がまことしやかに喧伝され、べトナム戦争の映像のバックで流されたりもしたものだ。
　当の本人たちがどう思っていたかは定かではない。

　そんなことより、期待感を持たせるイントロ、わかりやすい歌詞、覚えやすいメロディに心躍ったものだ。
　今聴いても当時のときめきそのままに口ずさんでいる。

　ロックの歴史的名曲のひとつといっても過言ではない。
　

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小さな日常

　ウォーキング途中で松屋に立ち寄る。
　お気に入りのビビン丼ブランチのためだ。

　しかし、あろうことかビビン丼がまさかの売り切れ。
　しかたなく類似品の焼カルビにキムチを載せたキムカル丼をオーダー。

　これが大間違い。
　牛丼の肉より厚めのカルビは、歯の弱い私には少々固過ぎた。
　なんとか時間をかけて咀嚼するも、あまりいい肉ではないのか、若干の臭みが鼻をつく。
　キムチはその打ち消し効果を狙ったものか。
　松屋のダークサイドを見たような気がした。

　帰り道、久しぶりに旧知のH氏と遭遇。
　マンションの管理人姿が板につき、まわりの風景に溶け込んでいる。
　昔の姿を知っているだけに、寂しくもあり喜ばしくもあり。

　自宅のそばの葬儀場から葬送の車列が出発するのに出くわした。
　私が死んだらここで小さな葬式をやるのだろうか。
　なんとなくやるせない気持ちになった。
　

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