★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

第二の故郷、京都

2025年01月21日 11時01分27秒 | 徒然(つれづれ)
 大学時代の5年間と社会人になっての8年間を、京都で過ごした私にとって、京都は第二の故郷といえる。
 京都の街は、先入観さながらの国際的観光地で、外国人観光客や修学旅行生を随所で見かけたものだ。

 上洛当初は、アンノン族同様、歴史の教科書で習った寺社仏閣を巡ったものだ。
 しかし、そんなものはすぐに飽きてしまう。

 寺社仏閣巡りは、3ヵ月もしないうちに、昼間は繁華街の河原町、夜は飲み屋街の木屋町巡りに取って代わった。
 大学への通学の中継地点が河原町三条だったので、それもむべなるかなである。

 京都は学生の街といわれるくらい大学も多く、大学生に優しい街だった。
 飲み屋も、観光客や接待客相手の店と、学生やサラリーマン相手の店に明確に分かれていた。
 当然、私たち貧乏学生は、学生相手の安い飲み屋を飲み歩いたものだ。

 1、2回生くらいまでは、住めば都を本来の意味とは逆に、直訳したような学生生活だった。
 京都の生活に慣れてくると、見るものすべては当たり前となり、上洛当初のワクワク感は霧散した。

 大阪に転居したあとは、京都を訪れることもほとんどなくなり、たまに訪れると、その変貌に驚くばかりだ。
 学生時代の行きつけの飲み屋や喫茶店はなくなり、河原町や新京極の街並みにも、懐かしい京都らしさはなくなってしまった。
 あの頃の京都は、フェイスブックなどにアップされている、懐かしい写真でしか見ることができなくなった。


 

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