★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

喫煙者の嘆き

2015年02月11日 10時58分59秒 | 徒然(つれづれ)
 すいません、煙草を吸います。
 身体に悪いと喧伝されていますが、それも承知で吸っています。
 嫌煙者の白い目に晒されながらも、やめられませんし、やめようとも思いません。
 申し訳ありません。
 禁煙場所ではもちろん、人が大勢集まるところや、女子供の前では吸いません。
 歩き煙草もしません。
 会社では指定の喫煙場所でしか吸いません。
 吸うときは周りに気を配り、遠慮しながら吸います。

 昔、それもそれほど遠くない昔は、禁煙場所以外では普通に吸えましたよね。
 新聞の広告のキャッチコピーに「今日も元気だ。煙草がうまい」というのもありましたよね。
 仕事中もデスクの上には、吸い殻てんこ盛りの灰皿がありましたよね。
 会議中もみんな吸ってましたよね。
 食後の一服や、ハードワークの合間の一服は常識でしたよね。
 映画やテレビの喫煙シーンに憧れましたよね。

 いつ、誰が、何を根拠に声高に嫌煙を言い出したのでしょう。
 肺ガンの原因、それも副流煙による原因まで指摘されていますが、データの明確な根拠がイマイチ怪しいような気がしてなりません。
 排気ガスやPM2.5などの空気汚染物質と較べてどうなのでしょう。
 そのあたりの喫煙者が納得できるような明確なデータは出てこないのでしょうか。

 すいません、人より納税対象範囲の広い喫煙者の小さな心の叫びでした。
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健康について

2015年02月11日 08時35分14秒 | 徒然(つれづれ)
 還暦ともなると、身体のどこかしら不調や不具合が出るものだが、今のところ健康体だ。

 年一回の会社の健康診断でも、今までに悪いところは見つかっていない。
 同年代の人間は、少なからず健診で異常が見つかり、再検査とか経過観察の診断を受けている。不幸にも癌が見つかり、命を落とした者さえいる。

 そういう話を聞くと、健康の大切さというのは頭ではわかるものの、日常生活に落とし込んで考えたり、予防のための習慣を実行したりした事はない。
 病気でもしたら、我が事として実感するのだろう。

 酒も飲むし、煙草も吸う。
 偏食もするし、夜更かしもする。
 運動は苦手で、出不精なので歩くことも少ない。
 それでもどこも悪いところがない。
 
 ということは、酒や煙草、偏食にせよ、夜更かしや運動不足にせよ、ある意味、心身のリラックスや、ストレスの軽減につながっていて、それが精神衛生の安定を保ち、健康体を維持できている要因ではないだろうか。

 そんなアホなことはないだろうが、まあ、長年の不健康な生活に耐えられる、健康な身体に生んでくれた両親に感謝するしかないな。
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私の飲み屋遍歴

2015年02月04日 20時39分46秒 | 徒然(つれづれ)
 今の会社に勤めて32年目になる。
 月日の経つのは早いものだ。
 その間いろんな部署を異動して、それぞれの部署で、飲み仲間ができたが、最終的には中途入社同期の連中が一番長く続いている。

 部署が変わると、必然的にその部署御用達の飲み屋というのが存在し、行きつけの飲み屋もそのたびに変わってくる。
 会社が飲み屋街に近く、飲むのには苦労しないほど飲み屋の数も多かった。

 若い頃は大人数でワイワイやって、少なからず羽目を外したものだが、歳をとるにつれ少人数になり、酩酊することもなくなった。
 それに伴い、行きつけの店が定まり、5年とか10年単位で通うようになった。
 
 最初に行きつけになった居酒屋は、初老のママがひとりでやっていた店で、ハリハリ鍋が名物だった。ママが亡くなるまで7年ほど通っていた。
 次に通ったのが、ここも初老の夫婦がやっていた居酒屋で、同じ九州出身ということで、店をたたむまで7、8年ほど通った。
 オンボロのギターを持ち込み、興がのればフォークソングを大合唱していた。
 その後は今も行きつけの、アラフィフのママがひとりでやっているワインバーに、10年ほど通っている。ここではウクレレライブも演った。

 どの店にも共通するのは、暇な日が多く、客層が良いことだ。
 もちろん満席になることもあったが、2、3人ほどだと、なんとかもぐり込めた。
 常連客とは会話が弾み、ひとりで入店しても居心地の悪さを感じたことはない。
 会社や仕事とは関係なく、なんの利害関係もなく、自分のペースで気楽に飲めるということは、酒飲みにとって至福の時間だ。

 今はワインバーを拠点として、そこで知り合った連中の紹介で、近くの居酒屋やバーなどをはしごするのが、楽しい日課みたいになっている。
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私の好きなもの

2015年02月03日 22時49分31秒 | 徒然(つれづれ)
 早朝の店内は、寒風の屋外とは打って変わって、春のうららかな日和のような暖かさで私を迎え入れてくれた。
 先客はおらず、店内は閑散としている。
 
 カウンターのスツールに座ると、間髪を入れず店員がお茶を出し、オーダーを取る。
 私はいつものヤツを注文する。
 
 待つこともなく、料理が運ばれてくる。
 見た目も鮮やかな古伊万里柄の丼が、いやが上にも期待感を高める。
 丼一面の薄茶色は、厳選されたアメリカンビーフだ。
 秘伝のタレで味付けされ、適度に玉ねぎをちりばめた具が、ほかほかのご飯を覆いつくしている。
 そこへ卓上の紅しょうがをテンコ盛りにする。

 深呼吸をして、丼からほのかに匂いたつ甘辛い匂いを吸い込む。
 食前の至福だ。
 それっとばかりに、かき込む。
 わき目も振らずただひたすらかき込む。
 牛肉の甘辛さとやわらかな食感、玉ねぎの甘さとシャキシャキ感、紅しょうがの酸味が、渾然一体となり、私の味覚をやさしく刺激し、空腹を満たす。
 ステーキでも焼肉でもない、このチープな肉が私は好きだ。

 吉野家の牛丼よ永遠なれ。
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