★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

私の飲み屋遍歴

2015年02月04日 20時39分46秒 | 徒然(つれづれ)
 今の会社に勤めて32年目になる。
 月日の経つのは早いものだ。
 その間いろんな部署を異動して、それぞれの部署で、飲み仲間ができたが、最終的には中途入社同期の連中が一番長く続いている。

 部署が変わると、必然的にその部署御用達の飲み屋というのが存在し、行きつけの飲み屋もそのたびに変わってくる。
 会社が飲み屋街に近く、飲むのには苦労しないほど飲み屋の数も多かった。

 若い頃は大人数でワイワイやって、少なからず羽目を外したものだが、歳をとるにつれ少人数になり、酩酊することもなくなった。
 それに伴い、行きつけの店が定まり、5年とか10年単位で通うようになった。
 
 最初に行きつけになった居酒屋は、初老のママがひとりでやっていた店で、ハリハリ鍋が名物だった。ママが亡くなるまで7年ほど通っていた。
 次に通ったのが、ここも初老の夫婦がやっていた居酒屋で、同じ九州出身ということで、店をたたむまで7、8年ほど通った。
 オンボロのギターを持ち込み、興がのればフォークソングを大合唱していた。
 その後は今も行きつけの、アラフィフのママがひとりでやっているワインバーに、10年ほど通っている。ここではウクレレライブも演った。

 どの店にも共通するのは、暇な日が多く、客層が良いことだ。
 もちろん満席になることもあったが、2、3人ほどだと、なんとかもぐり込めた。
 常連客とは会話が弾み、ひとりで入店しても居心地の悪さを感じたことはない。
 会社や仕事とは関係なく、なんの利害関係もなく、自分のペースで気楽に飲めるということは、酒飲みにとって至福の時間だ。

 今はワインバーを拠点として、そこで知り合った連中の紹介で、近くの居酒屋やバーなどをはしごするのが、楽しい日課みたいになっている。
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