電気のない寺、再訪（その２）

大ファンの森山老師からいろいろお話を伺いました。

サンフランシスコに行ったときは、まさにヒッピー全盛期。
日系人のためのお寺だったのが、
ヘンな格好をした若者たちが集まりだして、随分反感を買ったとか。
それで、禅センターなるものを作ることになって。

そういうお話がとにかく面白いのです。
なにせ、インターナショナルなお方ですから。
といっても、早く日本へ帰りたくて仕方なかったそうです。

坐禅のお話ももちろん。
坐禅に限らないことですが、
回数を重ねると、ある段階で質的転換がくる、と。

なるほど。それで、ひたすら修行に励むと。
ひたすら続けると。

実際、そう感じるときはありますよね、いろいろな場面で。

さりげないお話の中に深いものが潜んでいます。