野口法蔵『人間の頂』(PHP研究所)
座禅断食会の元祖主催者である
野口法蔵師による書。
カメラマン時代の話から
インドやチベットでの体験など、
日本で普通に生活している日本人には
考えられないような話が
次々と出てきて、
とても興味深く読み進めることができます。
その中で、インドやチベットの
輪廻転生に基づく死生観を
よくよく伝えています。
現代の日本人に欠けているのは
確固たる死生観。
死生観がなくて、
生きることばかりを考えているから
不安になったり、
病気になると突然取り乱してしまう。
インドやチベットの人々は
はっきりとした死生観を持ち、
生きている時にいかに徳を積むかが
来世にかかわってくるとしている。
徳を積むにも、
人知れず徳を積む。陰徳。
たとえ人に親切にしても、
お礼がない、とか、
親切にしてやったのに、とか、
そういう考えがあると
徳を積んだことにはならない。
死生観を持てば、いかに生きるか、
必然的に分かってくる。
人間、死ねば終わり、ではなくて、
生きているうちに徳を積んで
精神性を高めて
次のより良い来世につなげる。
私もその考えが好きです。
世のため、人のため。
このあたりの考え方は
インド哲学の勉強会でよくよく勉強しているので、
すんなり入ってくるところです。
座禅断食会の元祖主催者である
野口法蔵師による書。
カメラマン時代の話から
インドやチベットでの体験など、
日本で普通に生活している日本人には
考えられないような話が
次々と出てきて、
とても興味深く読み進めることができます。
その中で、インドやチベットの
輪廻転生に基づく死生観を
よくよく伝えています。
現代の日本人に欠けているのは
確固たる死生観。
死生観がなくて、
生きることばかりを考えているから
不安になったり、
病気になると突然取り乱してしまう。
インドやチベットの人々は
はっきりとした死生観を持ち、
生きている時にいかに徳を積むかが
来世にかかわってくるとしている。
徳を積むにも、
人知れず徳を積む。陰徳。
たとえ人に親切にしても、
お礼がない、とか、
親切にしてやったのに、とか、
そういう考えがあると
徳を積んだことにはならない。
死生観を持てば、いかに生きるか、
必然的に分かってくる。
人間、死ねば終わり、ではなくて、
生きているうちに徳を積んで
精神性を高めて
次のより良い来世につなげる。
私もその考えが好きです。
世のため、人のため。
このあたりの考え方は
インド哲学の勉強会でよくよく勉強しているので、
すんなり入ってくるところです。