ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

『524人の命乞い 日航123便乗客乗員怪死の謎』

2018-08-02 17:52:30 | 最近読んだ本
小田周二『524人の命乞い 日航123便乗客乗員怪死の謎』(文芸社)

すごい本を読んでしまいました。
すごい本を紹介してしまいます。

1985年8月12日に起きた日航機墜落事故
(この本では「事件」と称しています)、
それが事故ではなく
「自衛隊が無人標的機を旅客機に衝突させ、
その不祥事を隠蔽するために乗客乗員を抹殺した。」
と紹介しています。

この事故(事件)によって次男と長女を失った著者が
不可解・不自然な部分を追及していきます。

読み進めていくと、
確かに不可解なことが起きていたことが分かります。

墜落して間もなく米軍のヘリが現場に向かっていたのに、
救助活動を阻止されたこと、
自衛隊のヘリがオレンジ色の物体を引き上げているところを
新聞記者が写真に撮っていて、
それが次の朝の朝刊に掲載される予定だったがボツになったこと
(日航機にはオレンジ色は使われていなかった)、
圧力隔壁が破壊されたことが事故原因とされているが
圧力隔壁が破壊された場合に起きるはずのことが
生存者の証言によると起きていなかったこと、
そのほか、数々の不可解なことが起こっていたのです。

証拠隠滅のために、生存者を殺してしまったという情報もあります。
飛行機には使われていない物質が現場で見つかったり、
事故ではあり得ないような状態の遺体が見つかったり。

隠蔽されて情報公開されていないことが山ほどあるようですが、
小さな証拠を一つひとつ集めて、
ほころびを見つけていく。

33年も経っているのに不可解な謎は解かれないままです。

著者が遺族ということもあり、
非常に説得力があります。
原因究明に対する執念も大いに伝わってきます。

この件に関する本は何冊も出ているようで、
今後も何冊か読む予定です。
最新刊としては、こちらがあります。
ぜひ読みたいですね。
コメント
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