虹色仮面 通信

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長蛇の列が…

2022-01-17 06:24:48 | 文化
下野新聞より。

人気アニメの「聖地」として注目を集めたJR小山駅(栃木県小山市)構内の立ち食いそば店「小山駅きそば」が14日、最終営業日を迎えた。
宇都宮線上りホームにある店の前には、「最後の一杯」を求める客が長蛇の列を作り、会員制交流サイト(SNS)には閉店を惜しむ投稿があふれた。

閉店はJR東日本のグループ会社再編に伴う委託契約終了のため。
委託運営会社の中沢製麺(栃木市平柳町)によると、先週末の3連休にはホームに100メートルほどの列が絶えず、普段の平日の3倍以上に当たる1日1千杯近いそばを売り上げた。

中沢製麺は1991年から、かつて小山駅構内にあった3店舗を運営していた。
新海誠監督の人気アニメ映画「秒速5センチメートル」で、両毛線ホームにあった店がモデルとなったことがある。

同社の中澤健太社長もこの日、自ら行列の整理に当たった。
「この店は多くの人の記憶に刺さっているのだと、改めて感じた」と感慨深い面持ちだった。

天玉そばを食べに来た東京都葛飾区、教員男性(61)は「鉄道マニアの間でも閉店が話題になっていた。チェーン店にはない個性的な店がホームからなくなるのは寂しい」と残念そうに話していた。<了>

実は、私も11日に用事がなくなり暇だったので、昼からいそいそと出掛けました。
主たる目的は、鉄分補給のための大回り乗車。
※常磐線~武蔵野線~京浜東北線~宇都宮線~水戸線~常磐線のルート。

そのついでに小山駅に立ち寄り、そばを食べようかなぁって。

15時前に到着しましたが、なんと長蛇の列。
ざっと60名ほど、長さにして40mほどの列が…。
最後方には「ここが最後尾です」と立て札を持ったスタッフが。
まるで、ディズニーランドみたい。

考えが甘かったね。
どうして食べる気なら、もっと早く来るべきでしたね。

食べたい気持ちもありましたが、その様子だけを見て、食べないことに。
昨年の春に食べたのが、最後となりました。
なんだかんだで5回くらい食べに来たのかなぁ?

みんなの記憶に残る「駅そば」のお店と味わい。
どうして業務委託を終了してしまうのだろう?
JR東日本の判断は理解に苦しむなぁ。

鉄道と蕎麦はセットだと思うんだけど、文化的な側面よりも、今のJR東日本にとって、何よりも営利や効率が大事なんだろうね。
コロナ禍で、鉄道部門の収益も厳しいから、やむを得ないのはわかるけど…。
とにかく残念。

あと数年もすれば、JR駅構内の駅そば店はすべて「自前」の店になってしまうのかなぁ?
いろんなお店に足を運ばなきゃなぁ。
その前にコロナの終息だなぁ。

画像はいずれも一昨年の大晦日に立ち寄った際に撮影したものです。