虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

常盤軒

2013-09-04 09:17:30 | グルメ
念願の音威子府駅。
そして「常盤軒」に到着です。

到着したのは、13時34分。
少し遅い昼食となりました。

まず食べたのは天ぷらそば(写真)。
値段は450円。

ここのそばは、殻付きのまま製粉したそば粉を使用しているとのことで、真っ黒なそばが特徴です。
つゆは少なめ、てんぷらは揚げ置きしたもの、刻んだネギもトッピングされます。
このように書くと、食堂のそばと遜色ないように感じます。

いざ、口に入れてみると「美味い!」
殻付きの麺のせいか、ややざらっとした感じもしますが、とても美味い。
また、汁も美味く、バランスも抜群!
どこにでもありそうな「そば」なんですが、妙に美味い!
さらっと食べきってしまうのです。

不思議な魅力に満ちた「そば」でした。
だから全国からお客さんが集まって来るんだなぁ。

お盆時期のためか、続々とお客さんがやってきます。
それも鉄道ではなく、クルマで…。
この駅に停車する普通列車が(往復で)1日数本しかないので、仕方がないですけど。

駅前の駐車場は、そばを食べようと訪れるお客さんのクルマが並んでいます。

ここまで来て、1杯だけでは満足できないので、もう1杯食べることに。
今度はかけそば。350円。

天ぷらそばと比較すると、つゆのしょっぱさが強調され、パンチの強い味わいが特徴です。
個人的には、天ぷらそばが、まろやかな感じがして、オススメですね。

お客さんが一段落したころ、店主(西野さん)が駅の喫煙所にタバコを吸いに来たので、ちょいと立ち話し。

伺ったところ、現在の店主の西野さんは、このお店の3代目で、50年以上もこの店を切り盛りしているという。
かつてはお盆時期など最盛期は、1日300食(!)も販売していたが、最近は体力面などの理由から1日200食が限界だという。
毎年、この店のそばを食べに来てくれるお客さんも多数いるとのことだった。
それが嬉しいとも語っていました。

それにしても、最盛期とはいえ、1日200食はすごい数だ。
だって、この音威子府は人口850人ほどの町なのだから、半端な数字ではない。

ちょっと癖になる「常盤軒」のそば。
近くへ行った際には、立ち寄られて、1杯食してみることをオススメします!

営業時間は午前9時30分~午後4時。水曜定休。

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