AVATAR 3Dを観てきました。
観るまでは、
3Dの世界が優先していて内容はどうかなあだとか、
監督がジェイムズキャメロンだからワクワクしてみたり。
そんな感じで、3Dグラスの向こうへ。
わ、スゴッ!
ソニーと独自開発した3Dカメラが話題になっていましたが、
評判通りの映像です。
ただ、3D観ちゃうともうこの先の映画は3Dでないと物足りなくなる。
アバターのどこかせつなく感じてしまう相貌。
またシナリオが映像に負けていない。
ふと・・・思うのです・・・
心臓に手を置き「心」と表現する。
いつから人は「心」の位置づけを心臓としたのでしょうか。
人が生きていく要。
この潜在的な心を顕在化するためには肉体が必要で、
そこに心が導入されなければ、ただの肉体。
2つの肉体が違う世界にあっては自分の魂はどちらへ還るべきなのか選択をするとき、
「魂の心」はシンクロナイズドされる方向へ自然とベクトルを向けています。
類は友を呼ぶもそれだし、
恋する相手もシンクロが続けばずっと一緒に居たいと思う。
自分の心の軸の立てどころにシンクロナイズドされた出来事や人が引き寄せられてくる。
自身の心のアンテナは実に正直にその時の等身大の選択してしまうようです。
理想の出会いを求めるなら自分自身がその理想に仕上がることとも言えます。
実は心はとてもシンプルにできていて、
肉体に宿るとややこしくなる?
この映画はメッセージ性も豊かです。
だから違った側面からテーマを感じ取るのも楽しい。
上質なストーリーとは、テーマは一つに焦点をあてて制作しても、
予期せぬシナジー効果のようなものが発揮されて
完成すれば
まるでミルフィーユのように美しいテーマ層に仕上がり、
一つの美味しさにつながる。
(なんですぐフードにつながるかなあ。今年も食いしん坊です)
タイタニック以来のジェイムズキャメロン監督作品。
お肌ブツブツ鳥肌でした。
やっとお薦めといえる映画です。
ぜひ映画館で!