先日、栃木の根津さんの畑で間引いた大根とニンジン。
もったいないのでみんなで戴いて帰りました。
ちびニンジンも。すごく甘くフルーティ。柿みたい。
&可愛い。
あまりに甘くてフルーツ代わりにポリポリあっという間になくなりました。
大根、干します。
かなり大きめにカットしても・・・
こんなになっちゃう。
やっぱりピチピチはいい、でも
シワシワもそれなりに・・・mmm・・・味わい2倍2倍。
保存容器がなかったのでトマトの空き缶に。
なんか「天然生活」って感じ・・・悪くないです。
ふたは木綿の布をカットしてクリップで留めておくのも可愛いですね。
どうしようかなあ。
で、大根のしっぽ。
これを見ていると、亡くなられた脚本家の向田邦子さんを思い出します。
出会ったことのない私の憧れの人。
美食家としても知られる向田さんのお料理本「向田邦子の手料理」があります。
すごく簡単なお酒のおつまみ系がたくさん出ている良い本です。
向田邦子の手料理向田 和子講談社このアイテムの詳細を見る |
向田さんが亡くなられた後、妹の和子さんが出版されました。
そのお料理本の中で向田さんが
「どうしても、大根のしっぽが捨てられぬ」
と大根のしっぽのはちみつ漬けというレシピがあります。
レモンの輪切りを浮かべたはちみつに大根をつけて2~3日冷蔵庫に。
大根も美味しいけれど、はちみつは喉の薬にと。
戦後の貧しい食生活の体験をされた向田さんだからこその一品。
が、今の時代に生きながら
向田さんのように物を大切にしようと考える方がすごく増えてきたと思います。
今の日本、なかなか素敵です。
頑張っている人もいっぱいいます。