小学校低学年のある日。
同じクラスの男の子とお母様が、夜分遅く我が家を訪ねて来た日のことを思い出す。
玄関で頭を下げる2人。その日、2人が訪ねて来たのは、
珍しくもない どこにでも売っている私の鉛筆を彼がとったから・・・
小学校中学年の2月14日。
私はクラスの男子に呼ばれ、「約束したチョコは持ってきたのか?」と問われる。
約束した覚えもなく、用意していなかった私に彼は、放課後必ず買って持ってくるよう命令する。
私は彼の怒りに怯え、不本意ながらも チョコを買いに自転車を走らせた。
今にして思えば、そんな小学生時代こそ、我が人生、最大のモテキであったと思われる。
もうあれほどのビックウェーブが来ることはないのだろう(涙)
なぜいじめられるのかわからず、自覚せぬまま過ぎ去ったモテキが悲しい。