メンバー変更(人事異動)できない、
逃げ場のない マグロ船内 に興味をひかれ、
「マグロ船仕事術」(齊藤正明著・ダイヤモンド社)を読む。
「今いるヒト」と「今あるモノ」で成果を出すしかない
マグロ船のマネジメントとリーダーシップとは?
マグロ船内という非日常の様子を例に、
血の通った当たり前のことが記されていた。
当たり前に大切なことというのは 忘れがちなので、
ビジネス本や啓発本を読んではその時々に必要なところ、
今、欠けているところを思い出すようにしている。
マグロ船は、ひとりあたり2mしかない狭い環境で、
同じ乗組員と40日以上毎日顔をあわせ続けるという
ストレスがたまりやすい職場。
それでも、楽しそうに笑い、助け合って働いているのは、
大漁であること以前に、生きて帰るため
という命がけのチームワークだからこそ?
陸のサラリーマンが疲弊する 査定、出世欲、嫉妬渦巻く
水面下の攻防は海上にないのだろうか。