大阪は堺にある 大仙公園 自転車ひろば にて開催される
「自転車乗り方教室」(無料)に参加。
自転車乗り方教室とは、
公益財団法人 シマノ・サイクル開発センター主催
「自転車博物館」のイベントのひとつで、
身長105cm以上の5歳以上60歳までの方を対象とする
初心者のための自転車乗り方教室である。
1日でコマなし自転車に乗れる とあって2ヶ月待ちの人気。
冬には、春には、と申込みにチャレンジしては「満員」の壁に敗れ、
ようやく申込みが叶った時には夏。 炎天下での受講となった。
風に向かって1、2の3!~「すぐに乗れる!」自転車練習法~
まずは、ペダルをはずして歩く(自転車に慣れること)から始め、
ペダルをはずしたまま乗る(バランスをとる)、ペダルをつけてこぐ流れ。
始まってすぐ息子が憤慨する事件が起こる。
自転車に乗る機会がなかった息子は小学3年生での初心者講習。
小さなお友達の中で、年長参加者である。
そんな息子に激励の意味を込めて指導員がおっしゃったであろう
「小3やろ?」に深く傷ついたというのである。
無料で実施の自転車教室。
堺の自転車部品メーカーがつくった団体で
指導員はシマノ退社者が主と見受けられる。
褒める指導に慣れ親しんできた平成息子にとって
晴天の霹靂となる昭和の叱咤激励指導。
そこに大阪弁の あらくたさ も加わって、息子が悔し涙を流す。
(地方からの参加者はさぞかしびっくりされるのではないか・・・)
昭和 vs 平成
息子にそれは「命を守るための厳しさ」であることを説く。
昭和社会の厳しさを知るいい機会、
納得できない息子に対し、自転車の乗り方以上の何かを得て帰れ、
最後まで参加を促す私。これが無料とは実にありがたいイベントである。