偶然 目にとまった本との
出会いを楽しんでいる。
角田光代著「対岸の彼女」
読みながら 自分の学生時代を思う。
中学時代、いつも一緒にいたYさんは
今、どうしているのかな・・・
昔は、携帯もなかったから、
電話番号も メールアドレスもなく、
連絡手段がない。
地元の公立中学校だったが、
引っ越したので
同窓会の通知が 以前住んでいた家に
届いているのか 届いていないのかも
わからない。
高校時代、大学時代、就職後、結婚後、
それぞれの人生ステージで
仲が良かった友人たちが変わる・・・
Yさんに無性に会いたいと思いながら
会う手段がなく、会う努力もせず、
日々流されている。
学生時代。
たとえ、守れない約束 だったとしても
約束を交わしたその時の気持ちは 確かで、
交わさずにはいられない約束だったのだと思う。