日本の死刑確定者は、
刑務所ではなく拘置所内の独房で生活をしている。
懲役囚と異なり、
原則的に髪型・服装は自由、就労の義務もない。
(映画「教誨師」冒頭のテロップにて)
就労の義務がない?!
髪型・服装の自由。
これを どう捉えるべきなのか・・・
映画は、プロテスタントの牧師・佐伯と
6人の死刑囚との面談の様子が描かれる。
頭の中をよぎる
「死刑制度」「被害者と加害者」問題。
特に、死刑囚・高宮との会話時は
私の頭の中(問答)が 騒がしくなる。
命奪われし者の存在を忘れてはならない
命奪いし者。 鑑賞後、
どう捉えるべきなのか・・・が 残る。
ただ、そうはいっても、私は・・・
見解・思想が浮き彫りになる映画かも。