息子の「思春期」を調べた(前話)ついでに
自分の発達段階を確かめる。
エリクソンの発達理論(漸成的発達理論)
35歳~60歳・成人期。
この時期の課題は、世代性(生殖性)。
他者が育つことを助けることができるようになる。
それは、自分の子どものみに限らず、
部下、後輩など社会的なものに及ぶ。
これに失敗すると、自分のためだけに
力を使うようになるため、停滞が起きる。
自分以外のものを育てないと、
自分の殻に閉じこもる停滞が起きる・・・深い。
ハヴィガースト(発達段階に対応する発達課題の概念)
30歳~60歳・中年期。
10代の子ども達が、
信頼できる幸福な大人になれるよう援護。
中年期の生理的変化を理解し、
これに適応すること・・・
老年の両親への適応・・・深い。
レヴィンソン(生活構造的発達理論・成人発達理論)
40歳~45歳・人生半ばの過渡期。
自己の内部や外の世界との戦いの時であり危機を伴う。
本当の自分らしさの模索・葛藤を通じて
真の自己との 折り合いをつける時期であり、
真の自己を生きることを通じて
「個性」の確立が始まる。(ここでようやく!・・・深い)
主要課題は、「若さと老い」「破壊と創造」
「男らしさと女らしさ」「愛着と別離」
以上 4つの両極性の解決。
人生の半ばの過渡期があまり変化しなかった場合は、
50歳の過渡期が危機の時期になる。
ユングは、人生を日の出から
日没まで4つの時期に分け、
40歳前後を「人生の正午」として
人生最大の危機をもたらす転換期
中年の危機であると言っている。
なるほど。
「中年」、(想像以上に)大事!(笑)
発達段階から自分を見てみるのも 面白い。
私だけの問題と思われていることが
この世代が抱える問題だったりして・・・
気持ちが少し楽になる。
※ 当時(ユングの時代)で、40歳が人生の正午。
ということは、
私は、まだ おやつの時間にもなっていない(笑)
人生100年時代、まだ昼過ぎだと自分を励ます。
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