第2892話 研究対象・思春期

2021年03月04日 08時00分00秒 | キャリアコンサルタントの志事

息子を理解するため「思春期」研究。

発達理論を学ぶ。

 

エリクソンの発達理論(漸成的発達理論)。

13歳~22歳・思春期~青年期。

私は誰? この時期に自我同一性・

アイデンティティを獲得する。

これに失敗すると、

将来に関する展望が開けない等、

自我同一性の拡散が起き、問題となる。

 

ハヴィガーストは(発達段階に関する発達課題の概念)

12歳~18歳・青年期。

同年齢の仲間との洗練された新しい関係を

発達させること他 9つの課題があり、

一人の社会人として

幸せな生活を送るための課題であり、

この時期に社会に承認される形で

達成しておかなければならないもの らしい。

 

レビンソンは?(生活構造的発達理論・成人発達理論)

17歳~22歳・成人への過渡期。

この時期(の課題)は、

他人と比較して自分が劣っていると感じ、

無力感や無価値を感じる「アパシー」や

自分が自分であると思えなくなったり、

誰かに操られている気がする「離人感」がある。

 

なるほど。

あれ? 私は・・・

「私は誰?」って悩んだっけ?

こんなにたくさんの課題をクリアしたっけ?

えーっ?!

 

※ エリクソンの補足。

アイデンティティの確立されている状態とは、

自分を社会の中に位置づける質問に対して

肯定的かつ確信的に回答できること。

人間は、対人関係の中で社会化されながら

自我を発達させていく。 青年期において

「アイデンティティ確立 対 拡散」(忠誠)

という課題の解決がうまくなされなかった場合には、

成人前期の課題である「親密性 対 孤立」(愛)

という葛藤の処理に深刻な影響を及ぼす らしい。


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