第３０４５話 大学今昔物語（１０年前の雑誌）

スティーブ・ジョブズが亡くなってから

今年で１０年になるのね・・・

「週刊東洋経済」2011年10月22日号。

 

特集は「本当に強い大学」

かつて大学が、

一部のエリート層だけのものだった頃、

そこは理論を学び、真理を探究する

アカデミズムの場だった。（けれど・・・）

 

現在、思春期は３０代前半頃まで続く

と言われている。

大学に課せられた　保護者からの使命は

「社会に出て　生きていける力」の育成。

本来なら　高等学校卒業・１８歳までに

身につけておきたい力が　未成熟。

（問題先延ばし、しわよせは高等教育に）

それでも選挙のため、１８歳成人説。

 

１０年前の記事に「学生を手厚くサポートする

中退しない・させない大学」コラム。

「手厚く」に代表されるよう

サービス業になりつつある高等教育。

大学の義務教育化が進んでいるような

高等教育の修学支援新制度。（第３０１２話・第２５９６話）

 

東大・京大・早稲田・慶応・・・

「本当に強い大学」ランキングを見ながら

当然と言えば、当然の結果ばかり。

この１０年で　新興勢力があったとしても

上位は変わらぬ　大学のブランド力。

このランキング、動かざること山のごとし？

 

※　仕事に関連すると自費購入したけれど、

そろそろ・・・捨てる前に一話書いて芸の肥やし。