第4140話 僕が跳びはねる理由2

2024年07月26日 08時00分00秒 | Weblog

制御不能な自身と共に生きる自閉症者。

でも、それは、自閉症者だけなのか?

「私にもある、起こりうる」を見つけ、

不可解が 理解につながる。

理解 ほど強くなくても

わからないからといって

奇異な目で見ることなく、

慮ることくらいなら!

 

相手の(本当の)気持ちを知ることで

相互理解が深まる。(思いと同時に)

それでも すべてを分かりあえないのは

(多様な)すべての人に言えることで・・・

境界線がなくなっていく前著(前話)に続き、

東田直樹著「自閉症の僕が跳びはねる理由2」

 

(予想外のことが起こるとどうなりますか?)

解決方法は、少しずつ変化に慣れていくこと、

そして、自分を助けてくれる人が必ずいることを、

信じられるようになることだと思います。

 

何とかしなければいけないのは

自分の心であって、

現在の状況ではないはずです。(略)

心が平穏であるためには

自分なりの価値観を、

いつも忘れずにいることが必要(略)

 

前著執筆時、中学生だった筆者が

2(執筆時)では、高校生16歳に。

障がいの有無や年齢、属性に関わらず、

彼の言葉に、彼の見ている風景に ハッとする。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第4139話 僕が跳びはねる理由 | トップ | 第4141話 人間標本 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事