湊かなえ著「人間標本」読後、
かなしみ の中にいる。
人間も 一番美しい時に
標本にできればいいのに・・・
蝶(標本)の美しさに
影響を受けてしまう人がいるのではないか
と危惧していたが、
物語は 二転三転、どんなことがあっても
人が人を殺めてはいけないのだと無事着地。
見事なひねりと、華麗なる着地技!
あの時!
確かに ひっかかるものがあった。
なのに、先を急いでしまったから・・・
その分岐点、
運命の分かれ道を確認するため、
もう一度 読み返したくなる。
けれど、取り返しのつかない
私は 読後感が 重いので
いますぐ でなくていい?
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