第198話 根っこ

2009年02月12日 23時46分56秒 | 子育て・「おママごと」

先週はママの職業病とも言える腰痛に悩まされ、なかなか更新できず。
(週末は特にひどく車の揺れも腰にひびく程でびっくり)
更新なき間もみなさま来訪の足跡を見、嬉しかったです。
いつも ご高覧 ありがとうございます。
では、今日のお話は・・・

息子には親友がいます。T君とK君。
生後3ヶ月からのおつきあいです。
息子達は首すわり前のぐらぐら期。
初めて訪ねた児童館のマットの上、出会いは寝たきり状態で。
ママ同士も第1子・男子、ママ暦3ヶ月!
同じ境遇に意気投合。
今まで一人で抱えていた育児の悩みがあふれ出す。

「お風呂、どうしてる?」
ママ談義の傍らで息子達は寝返りの自主練。
「離乳食、いつ始める?」
お座りも上手になって伸ばす手は互いの目をついたり、ひっかいたり。
「離乳食始めてから、うんち、臭いよね(笑)もう恐怖だよね」
ハイハイだったり、つかまり立ちだったり、我が息子はなぜか正座がお気に入り、
思い思いのスタイルでおもちゃのとりあい。
「家ではおトイレにも行かせてもらえなくて・・・いい?」
高速ハイハイで後追うお友達をあやしながら一時的保育ママ。息子と違う抱き心地。

T君のママの故郷は札幌。
K君のママの故郷は鹿児島。
二人はお正月の帰省を絡めて生後7、8ヶ月頃、二度目の里帰り。
1ヶ月、息子は二人不在の児童館で過ごす。
そして、再会の日。
「今までどこに行ってたんだよー」
そんな息子の声をきいた気がした。
赤ちゃんには記憶力がないと言われているけれど、そんなはずはない。
T君とK君に「あう、あう」語りかける息子。
お友達が帰ってくるのを待っていたんだね・・・

初めての公園デビューで夫婦の馴れ初め話し合い。
自宅ランチで忘年会。鍋を囲んで、気づけば夕飯の仕度時間。
河原でバーベキュー。ワンワンに大はしゃぎ。
集合は子供を寝かしつけてから。ママだけのディナータイム。
子供が1歳を迎える頃、ママも息子との付き合いにこなれてくる。
それまでの激動の、激闘の、育児を支えあえた友人だから。
生後3ヶ月からの幼なじみ。このまま3人で育っていけたら・・・
私の職場復帰でこの関係を途絶えさせることが辛かった。
しょっちゅう一緒に遊ぶことはできなくなったけど、
二人は息子にとっても、私にとっても、根っこだから。
いつかまた3人寄る日まで!

※K君に妹が生まれました。
T君も息子も生まれてきた赤ちゃんを見てどんな反応をするのかな?
もうお兄ちゃんなんだね・・・。

※ その後 二人とも引っ越すこととなって・・・今頃どうしているかな? 


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第197話 鉄マニ | トップ | 第199話 ライヴ »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お友達 (バッタ)
2009-02-13 01:46:12
友達!大切ですよね。
私の周りに仕事復帰するママはいません。
お友達グループから私だけが会えなくなってしまう…。辛い、寂しすぎる…。
息子と私は、ストレスも悩みも解消できて最高だったのに…。あーぁ 私も息子も大丈夫かな?ってやっぱり不安だらけです。

子供の記憶はあるように思います。
3ヶ月から お友達だったママさんと初めての保育士さん、見る目が違ったので、保育士さんに「やっぱり 知ってるのね」って言われた事があります。

子供が生まれるまでは、仕事で外に出る事が良かった私。こんなに子供にどっぷりになるとは、予想外でした
返信する
バッタ様 (とーま由花)
2009-02-14 22:12:22
更新すぐのコメント、
いつもありがとうございます。

復帰への不安、わかります!
専業ママとの別れの辛さ・・・
語らずともその胸のうち、
わかりますよ!!
私も、経験しました。
今でも、その寂しさに気持ち乱れることありますし(笑)

通常は保育園に通いますので、
子にとっても親にとっても「ならし」期間があるのですが、
バッタ様は復帰後ご両親がお子様を見てくれるんですよね・・・?
そんな場合、本来なら復帰ぎりぎりまで
親子時間を満喫するのが筋というものなのでしょうが、
私なら私自身のために「ならし」制度を導入するかも。

子供がママがいない状況に慣れていく。
ママが子供と離れることに慣れていく。
じいじとばあばにママがいない状況下での孫の世話に慣れてもらう。
子供のエネルギーも風邪も強烈ですから。

私も息子にどっぷりはまっていたので、
ならし期間は私にとっても試練でした。
バッタ様の貴重な親子時間に私の勝手なならし制度のお試しアドバイスは
余計なお世話かもしれませんが、
親愛なるバッタ様へ 謹んで申し上げます。






返信する
ありがとう (ろめろ)
2009-02-15 22:30:40
素敵な日記ありがとう~

3ヶ月からのお友達かぁ。
赤ちゃんを通してママにも新しい出会いがあるのには、本当に感謝やね

とーまさんが、いつも、頑張ってるなって感心してます頑張ってる姿が目に浮かびます
返信する
ろめろ様 (とーま由花)
2009-02-16 23:31:48
こちらこそ いつもご高覧ありがとうございます。
3ヶ月からの出会いではありましたが、
1歳で、私の都合で途絶えさせてしまいましたが・・・

ろめろ様もお子様と共に様々な方との出会いを経験されているのでは?

親子教室(ピクニック)に参加した時、
先生が、
「色々な方と会う中で、自分と気のあう方がきっと見つかります。
たくさんいなくていいんです。
一人でもいいんです。

 中略

こうして公園でぼーっとした時間が、
意外にもずっ~と心に残るもんなんです」
そうおっしゃっていました。

事実、どういう訳か
平日の昼にMさんとMさんと先生と私の4人で(乳児をあわせると8人)
お弁当を囲んで話していたあの時間を今も時折思い出します。

そういえば、運動会・生活発表会、保育参観。
保育園三大イベントが終了しました。
ろめろ様にこの園レポート、
ぜひに読んでいただきたいです。

199話はしまじろうのコンサートに行った話。
200話はたまには主人との夫婦関係についての話。
にするつもりなので、
201話にでも園レポートを綴ります!
日記というより、
週刊カプチーノ、
これからも折にふれてお楽しみいただければ
幸いです。

今週また寒くなるとか。
風邪など召されませぬようご自愛下さいませ。
返信する
ありがとう (バッタ)
2009-02-18 02:50:56
名案ありがとうございます。
不安ばかりが先走り、気がつかなかった「ならし制度」私も「ならし制度」導入したい!

両親に「ならし制度」の導入するように言うと…。
両親は「それは良いことやな!」と言ってくれました。

早速、今日は半年振りの美容室へ出かけました。ボサボサだった髪もサッパリ!!
頭を洗ってもらう幸せ感!
とても嬉しい♪

私が留守の間、息子は超ご機嫌だった様子。

おばあちゃんは「お母さんがおらんでもご機嫌やで♪心配せんでも大丈夫よ!

おじいちゃんは「これからもっと練習しないと」ちょっぴり不安げ。それに比べ「大丈夫、大丈夫」の自信満々のおばあちゃん。
私は、おじいちゃんと同じ意見なのですが…。

本当に大丈夫なのか?おばあちゃん!!


お友達が 今度「しまじろうのコンサート」に行くそうです。場所が少し遠いので私は 行かないのですが…。
息子と同じ月齢の娘さん。「この子に楽しめるかどうか…」と不安ながらも4月に行くそうです。
199話も楽しみにしてますね♪
返信する
バッタ様 (とーま由花)
2009-02-21 22:17:43
返信遅くなりました。ごめんなさい。
ようやく週末、落ちついてパソコンに対座できる時間をもてました。

ならし制度、実験されたんですね。
私の声をききいれてくださってありがとうございます。
どれほどのならし期間を設ければ・・・
というのはその子の性格にもよりますので、
ここでは、次のステップ提案を。

復帰間近のある期間、ママは朝同じ時間に連続外出します。
加えて、少しずつ外出時間を長くしていきます。
1日目はわけもわからずご機嫌で待っていたお子様も
数日後、ママが朝出て行ったらしばらく帰ってこないということがわかり始めます。
わかり始めたお子様との生活を、試します。
以前のコメントでバッタ様のご両親が70歳代であったと
記憶しております。
年齢の問題ではないのですが、
短時間から徐々にならされていた方が、
お母様の体調・疲労にもよいのかと思います。
あ、そんな不安がらないで下さい。
お子様は親の気持ちを察し、頑張ってくれますから。

保育園に預けても、家庭で看ても、
双方にメリットデメリットはあると思いますので、
どちらが?というのは
それぞれの信念のもとに、事情によりですが、
生まれ育った慣れた環境下で、
じいじ、ばあばの限りない愛情の元で育つことのできる。
素敵なことだと思います。
保育園ほど病気をもらうこともないかも(笑)

追伸。ママの体の面でも・・・
もしも離乳前なら段階を踏んだならし制度は
おっぱいにもいいかも。
おっぱいも環境に慣れてくれますから(不思議)

では、これより第199話を綴りま~す。
返信する

コメントを投稿

子育て・「おママごと」」カテゴリの最新記事