第937話 光と影

2015年04月05日 13時27分01秒 | Weblog

桜の白く輝く 品のある姿に いつも目を奪われる。

通勤途中、あまり見とれていると、前を走る車にあたってしまうので

桜ポイントが来たら、遠くから愛で 

その前を通る時 一番近い距離からの刹那を 味わう。

 

白と言えば、前の話で 白いクレヨンの話を書いたが、

その白さ (清らかさ) は 澄んでいるがゆえに

時に 周りの者を傷つけてしまう 一面もある。

その清らかさを前に、

なぜか いつもより自分の醜さが出でくるということはないだろうか・・・私は、ある(笑)

美しいと感じる 眩しさゆえの自己嫌悪。

 

澄んだ水に 墨汁が一滴落ちて 拡がり・・・

その一滴は、水面をざわつかせるかもしれないが、やがて消え、わからなくなる。 

だから そんな自分を嫌いにならなくてもいい。 

そんなことでは揺らがない あなたがいるから・・・きっと 大丈夫。(と、自分に)  


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