第909話 半返しか

2015年03月13日 04時01分01秒 | 子育て・「おママごと」

(前々話、前話の流れから)

バレンタインデーお返しの準備作業上、誰にどんなものをいただいたのか 詳しく聞いていく。

「結局、チョコレートをくれたのは何人なん?」

「・・・5人」

「7人じゃないの?」

「あぁ、あれは個数やで」

チョコレートの粒数・・・そういうサバの読み方もあったか(笑)

息子に名前を聞いて封筒の宛名を書いていく。

「じゃあ、Aちゃんは何個?」

「1個」

1粒の大きさも 小さいものから大きいものまである。

「どれくらいの大きさ?」

あぁ、1口サイズね・・・息子よ、完全なる友チョコではないか、残念。

「Rちゃん?」「1個」、「Hちゃん?」「2個」、「Fちゃん?」「3個」、「Yちゃん?」「4個」

足し算すると7個でなく11個ではないか・・・まぁ、いい。

子どもの記憶である。 どこまで確かか定かでないが、

「Yちゃんは、4つもくれたの。よかったね~」

「そうやで。Yちゃん、優しで。今、消しゴムなくなって困ってるねん」

消しゴムなくて困っている人にさらに鉛筆を渡すとは・・・その情報もう少し早く欲しかった。

日がない中で急遽用意したものである。

今更買いにいけず、今回はこれにて免除していただくこととする。


息子からの証言に基づいて準備はしたが、

実際、いただいたものを見ていないので ほんとのところがわからない。

みなさん手作りチョコだと思うのだが、市販で3個入りなら相場は600円・・・

男なら倍返しの心意気であったが、半返しかもしれない(涙) 不安。


追伸

保育園ではバレンタインデーの風習はなかったが、幼稚園では恒例行事らしい。

女の子ママはチョコ作りとラッピングにと大変な作業だと感心、

男の子ママはお返しの品選びに苦慮している様子。

それもひとえに 相手に喜んでいただきたいという思い からなのであるが、

1年に1回、普段は見ない女の子コーナーを物色するのは、

男の子一人っ子ママとしては新鮮な体験であった。(女の娘、いいなぁ)







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