小坂流加著「余命10年 memorial edition」
映画と全く別物(ストーリー)だった。
読みながら 映画鑑賞として終わらず、
小説に至った自分の好奇心を称えたい。
よくある 余命ものだ と流さず、
読んで よかった・・・と心から。
私は 泣けるとか涙あふれること なく、
主人公・茉莉(まつり)が
苦しんで 考え抜いて 迷いながらも
真っ向から向き合い、懸命に生きる姿に
むしろ 強い光(命)を感じた。
改めて考える、どう生きるか。
病を抱えながら 思いを赤裸々に綴る
作者の創作エネルギーと
赤裸々といっても抑えるところは抑え、
見事に昇華させる精神力に 尊敬の念。
※ 個人的には小説と映画は全く別物 と
感じたが、原案ではなく原作(範囲)の謎。
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