第4057話 福田平八郎展

2024年05月04日 10時00分00秒 | Weblog

画塾というものが

なんとなく私の気分に添わぬ感じがしたので、

遂に入らなかった。

今日からみて、これが為に

大変遠い道を歩んで来たようにも思えるが、

一面それ故に、私は私なりの好きな道を

歩んできたようにも思われる

展覧会「没後50年 福田平八郎」

(大阪中之島美術館)

 

私の絵は、わかりやすく言えば、

写実を基本にした装飾画と言える・・・

日本画家・福田平八郎の言葉通り、

「写実」画(美しい)と

「装飾」画(可愛い)を行き来する。

 

いつもながら・・・画家には

写実からオリジナル(作風)創出へ

の転換がある・・・

人には様々な「時代」があるんだなと。

私も ある日 突き抜けて

私独自 を表現できるのだろうか。

後年 ~時代と称される日が訪れるのだろうか ww

 

鑑賞から時間が経って・・・

何が頭の中に思い浮かぶのかと思っていたら

あの「鯉」

観ていて 気持ちが明るくなるような

色鮮やかな鯉ではなく、黒い鯉なのだが、

目が離せなくなる。


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