第2116話 砂の女

2019年01月19日 08時00分00秒 | 読む(小説・物語)

一気に読み進めることができず、

時折 距離を置きながら

安部公房の「砂の女」をようやく読み終える。

 

フィクションなのに、この生々しさ・・・

破廉恥な 低俗な   そんな思いと共に、

「文学作品」の高尚さを見事成立の不思議。

対極にあるものを同時に感じさせる魅力。

 

非現実的な状況下、

比喩表現のわかりやすさが実に印象的な

初の安部公房作品。


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