卒園式を目前に控え、年長児さんを見ると抱きしめたくなる。
今年の卒園児さんには思い入れが深い。
息子が通う保育園は0歳児から2歳児までが同じフロアで、3歳児から5歳児までが別階の仕組み。
通常保育時間(9時~17時)の前後、9時までの早朝と17時以降はクラスごとではなく、
1つの部屋に集められての(縦割り)保育となる。
つまり、息子(0歳児)が保育園に入所した折、
朝に夕に2歳児クラスのお兄ちゃん・お姉ちゃんが一緒にいたというわけだ。
2つ上のクラスには、息子と仲のよいM君のお兄ちゃんがいる。
I君は弟の隣りにいる息子のことも気にかけてくれ、頼もしい存在であるが、
残念ながらI君・M君兄弟はお迎えが早い。
私と競い合うように(お迎えが)遅いのが、S君のママ。
保育園に到着し、部屋にS君の姿があった時はほっとする。
一人ではなかった・・・息子と共にいつもS君がいてくれたことに心より感謝。
そのS君が卒園する。
生活発表会、年長児さんにも熱い視線を送る。
制服を着て、指揮者をまっすぐ見て歌う年長児さんたち。
初めて出会った時はこんなに手も足も長くなかったのに・・・もう小学生になるんだね。
泣きそうになる。
歌う曲は「誕生日」
♪ ありがとう 理由は何もないんだよ あなたという人がいることでいいんだよ ♪
熊木杏里さんの歌詞もいいのだが、こどもたちが歌うのがまた心に沁みる。
彼らは、この曲を何度も何度も練習しただろう。
声に出した言葉が心に刻まれて・・・改めて、歌っていいなと思う。
年長児さんの歌の感動に流されたが、最後、息子の合唱について。
歌う曲は「おひさまになりたい」と「勇気100%」の2曲。
長い歌詞の途中、クラス全員歌詞が心もとなくなり、また、盛り返して大きな声になるところ。
そのデクレッシェンドとクレッシェンドが実に微笑ましかったなと。
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