第722話 入学式に担任欠席

2014年04月28日 06時20分29秒 | Weblog

入学式に担任欠席のニュースを見て思うのは、
その後、担任の先生は生徒たちの信頼を回復することができたのかということ。

私も息子の小学校入学式にて有休を使用した身。
このニュースを最初に見た時、小学校の入学式かなと思っていたが、
子供は高校生だという。しかも、男の子。

入学式が重なってしまったと発覚した時、担任の先生は息子さんに
「この日、お母さんはどうしてもはずせない大事な仕事があるんだけど・・・」と相談したのだろうか。
お子様と仕事に対する姿勢を話し合えるいい機会であったのではないだろうかと思う。

私なら、まず息子を男と見込んで話し合う。
次に、自分の代理者探し。
できれば、式の様子を一部始終ビデオカメラにおさめていただける方を求む。
最後に式後、二人で高校に行き、遅ればせながらの記念写真を撮る。
できることなら子供の担任の先生に事情を話し、顔合わせ、ご挨拶もお願いしたい。
そんな自分を息子に見てもらい、
職業人であること、また、息子を大切に思っていることをその後のフォローにて伝えたいと思う。

もしも私が高校生だったら・・・入学式に担任の先生がいないと、やはり辛い。
高校生とはちょっと言いすぎたかもしれない。保護者であった場合、これも辛い。
なんとなく自分を、自分の家族を軽んじられたような気がするからだ。
「先生にそんな事情があったなんて・・・仕方ないよ」と言えるだろうか・・・。

見ず知らずの方と信頼を築くのは身内以上に大変なことであると思う。
先生は、失った信頼を今後取り戻すことができるのだろうか・・・私は式典当日よりその後の方が気がかりである。


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4 コメント

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大人の変化 (バッタ)
2014-04-29 13:59:47
最近、電車通学中に感じる事。
ひと昔前と今の大人の違いに驚く( *゜A゜)
自分の事しか考えられない、心の狭さを感じる。
小学一年生の女の子を相手にランドセルを突く!!
電車のドア付近、自分がドアにもたれたいから 何がなんでも奥につめる事をせず、入ってくるなのオーラを放つ(*_*)
子どもをまわりの大人たちが一緒に育てる。人の子も自分の子も同じ。昔の良い風潮は何処へ?
便利な世の中なのに狭くなる心。子どもに教えるのが難しい(--;)
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バッタ様 (とーま由花)
2014-04-29 18:55:44
久しぶりコメント、嬉しく拝見いたしました。

電車通勤は、車以上に世相を感じることのできる場所。

私はそんなシーンに出会うと、「先行きの不安」という言葉を思わずにはいられません。
不景気で、
景気がよいと言われても実感なく、
職場はチームというより、
我生き残るために他を蹴落とせ型に・・・
これからの不安が心を占めて、
余裕を見失ってしなうのかもしれません。

みんな疲れている・・・
日本が元気に、
未来が希望に満ちたものになりますよう
祈らずにはいられません。
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世の中とのズレに負けない子育て (バッタ)
2014-04-29 21:38:09
早速のコメントを頂きありがとうございます♪
入学式に担任欠席。大人の心の変化。自分と同じ考えの方がいることに、ホッとします(*^^*)自分の周りでの出来事、人の考え方、に接すると私、自分自身が間違っているのかと不安におちいる(T-T)何故ならば、心の変化が若者だけでなく、60代ぐらいのおじさん、おばさんがとる行動にショックを受けるからである。
小学校の入学式で、集合写真を撮る時の出来事。
校長先生がゴミをいくつか拾う。隣にいた教頭先生が、黙って手を出す。自分のジャケットのうちポケットに入れて、何事も無かったように座り写真撮影。 私は、お二人の行動に感動しました。教頭先生が他の先生にゴミを渡しても良さそうなのに…、自分の役職にあぐらをかかずにとても素敵だった(*´∀`)このような関係が築ける人になってもらいたい。息子の良い仕事のパートナーが出来ることを今から考えてしまう。このような大人に育てるつもりだが、世間とのズレに息子が壊れないようにメンタル面も強く育てたい。
日本の未来がどうなるか…。不安だなぁ(T^T)
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バッタ様 (とーま由花)
2014-04-30 06:38:41
揺れ動くお気持ち、伝わります。

校長先生と教頭先生の素敵なエピソードも、
ありがとうございます。

子育てをしていて思うのは、
息子に何を伝えたいのかで、
たくさんありすぎるとインパクトにかける、
何かひとつぶれない判断基準を、と思います。

心の根っこ部分がしっかりしていれば、
これから先、どんなに強い風が吹いても
最終的にはもとに戻るのかなと。
バッタ様の思いはきっとお子様の心の根っこに届いているはず、大丈夫!
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