今も記憶に残る
運動場を裸足で歩いた足裏の感触。手のひらと膝に残る小石の跡。
結論から言うと、私は 組立体操賛成派 である。
組立体操でどのような事故が起こっているのか、
その頻度を、レベルを知っているのか?! と問い詰められれば、
専門家ではなく素人レベルにて深くは知らないが、
過激な演目にチャレンジしてしまった場合を除き、
運動会当日に至るまで体育の授業(練習量)が増えるわけだから
必然的に事故件数が多くなるのは当然だと思うし、
事故のレベルは「組立体操」が原因ではなく、
組立体操をするまでの身体作り、
危険性を認知しての緊張感と集中力の欠如 が考えられ、
身体面、精神面の「事前準備」の方を見直した方がよいのではないかと思っている。
水泳でも、スキーでも、重篤な事故は起こっている。
道を歩いていても、起こる時は起こる。
水泳をやめ、スキーをやめ、外出をやめ・・・それでよいのか?
組立体操で、上に立つ者の下に、多くの下で支える者がいることを学び、
組立体操で、触れ合い、呼吸をあわせていく中で高まる団結力ではなかろうか。
失敗を繰り返し、練習に練習を重ねるからこそ
思い出深きものになる最終学年の組立体操。
息子の通う小学校では組立体操が大トリを飾るのだが、
演目を終了した女生徒がその達成感に泣きながら退場している様子を見ると、
やはり 私は組立体操を信じたい派である。
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